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世界はハルマゲドンを回避できるかものみの塔 1967 | 3月15日
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を回避するためにこの政党あるいはあの政党に期待して貴重な時を無駄にすることはできません。この戦いに関する警告はすでに何年ものあいだ伝えられてきました。その日はいま急速に近づいています。エホバの証人の出版機関である,ものみの塔聖書冊子協会はすでに1897年に,「ハルマゲドンの戦い」(初めの題は「報復の日」)と題する本を出版しました。この本はこの最後の戦いがどんな戦いであるかについて,一つの解釈を示したものです。しかし現代のエホバのクリスチャン証人がこの戦いについての,いっそう明白な理解を得たのは1925年になってからです。1925年7月15日号「ものみの塔」誌は,それが支配権をめぐる,無政府主義的な人間の,単なる地上の戦争ではなく,宇宙戦争であることを明らかにしました。それは悪魔の組織がことごとく滅びる,全能の神の戦いです。1926年に出版された,「救い」と題する本の280頁によれば,「これは全能の神の戦いであり,神の愛する御子が陣頭に立って進める戦い」です。c この理解はそれ以来,聖書的になお明白にされ,敷延されてきました。それは世界の支配者に苦痛を与える災いとなっています。
安全に「隠される」
19 安全な場所はどこにありますか。
19 ハルマゲドンの大いなる戦いの時に隠され,保護されるための安全な場所があります。それは御子イエス・キリストによってすでに建てられたエホバの御国の保護の下に身をおくことです。これは保護される人々が世の政治にかかわりを持たず,中立であることを意味しています。その人々は,イエス・キリストによって建てられた神の国を活発に伝道します。このことをする人は恵まれた立場を得るのです。聖書は次のように述べています。「もみがらのように追いやられる前に,〔エホバ〕の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に,〔エホバ〕の憤りの日がまだあなたがたに臨まない前に。すべて〔エホバ〕の命令を行うこの地のへりくだる者よ,〔エホバ〕を求めよ。正義を求めよ。謙遜を求めよ。そうすればあなたがたは〔エホバ〕の怒りの日に,あるいは隠されることがあろう」― ゼパニヤ 2:2,3,〔文語〕。
20 ハルマゲドンの戦いに生き残るために忍耐することは,どのようにして可能ですか。
20 龍,「獣」,「にせ預言者」また彼らの口から出る,かえるのような汚れた霊感の表現に反対されても,このような立場をとってそれを守るには勇気が必要です。しかし神のことばを熱心に学び,神に信頼し,忠実を守る人々は助けを得ます。彼らは忍耐し,その日に隠され,守られます。またサタンの組織とすべての悪が地からぬぐい去られ,キリストの平和な国の下に永遠につづく新しい世界秩序と,新しい正義の時代の夜明けがおとずれるのを見る特権に恵まれます。
黙示録 16章の七つの災い全部については,ニューヨーク,ブルックリン,ものみの塔聖書冊子協会発行の本,「大いなるバビロンは倒れた! 神の国は支配する!」をごらんください。
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夕方と朝のたそがれものみの塔 1967 | 3月15日
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夕方と朝のたそがれ
● 日没と夜の暗やみのあいだに,星が見えはじめるみじかい薄暮の一時がある。この時刻を古代ヘブル語でネシェフと呼んだ。出エジプト記 12章6節(箴言 7:9)に「夕暮[二つの晩の間]と表現されているのはあきらかにこの時間である。同様に夜の暗黒と暁のあいだに朝のたそがれ時があるが,これも同一のヘブル語であらわされていた。詩篇 119篇147節で筆者は「私は朝早く[朝のたそがれに]起き出て」と語っている。
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