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神との関係におけるあなたの立場はお子さんにどのように影響しますかものみの塔 1972 | 9月15日
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な命令が直接に与えられています。「子たる者よ,すべての事みな両親に順へ,これ主の喜びたまふ所なり」。「子たる者よ,なんぢら主にありて両親に順へ,これ正しき事なり。『なんぢの父母を敬へ(これ約束を加へたる誡命の首なり)。然らば,なんぢ幸福を得,また地の上にいのち長からん』」― エペソ 6:1-4。コロサイ 3:20。
したがって,もし若い子どもが不従順で,親の命令や要求に反抗するなら,もし親から離れているときに,親の意に反する,あるいは神の目に正しくないことをあえてするなら,またもし非行者の友だちと行動をともにするなら,たしかにその子どもは,家族の功績の恩恵のもとにあることを主張することはできません。クリスチャンである片方の親,または両親が,神のみまえに示す功績を消してしまうのですから,その子どもは,非行をともにする者たちと同様,清くありません。―詩 50:16-20。
クリスチャンの親または両親の功績にあずかるということは,従順な子どもにとって何を意味しますか。それはその子どもが神の恵みを受けることを意味します。その子にはクリスチャンの親と同様に,神の保護と助けがあります。また,世が受けるような不利なさばきを受けません。(ペテロ後 2:9。詩篇 37:25,26と比較してください。)悪人に対するさばきを執行するとき,神はそのような子どもたちを,信仰のある両親同様に,清い,神聖な者と見なして救われるのです。
その逆のことについては,聖書は次のように宣言しています。「万軍のエホバいひ給ふ視よ炉のごとくに焼る日来らんすべて驕傲者と悪をおこなふ者はわらのごとくにならんその来らんとする日彼らを焼きつくして根も枝も残らざらしめん」。(マラキ 4:1)西暦70年,エルサレムが神に対する不忠実のゆえに破壊されたとき,子どもたちは親とともに殺されました。一方,ローマ人が町を封鎖しないうちに滅びに定められた町から出なさい,というイエスの預言的な警告に従ったクリスチャンたちは,その子どもとともに救われました。
同じく,この事物の体制の中で悪を行なっている者たちが滅ぼされるときにも,この原則は適用されるでしょう。ひとり立ちになり,義の立場を取ることをしていない子ども(枝)は,親(根)と同じく不利なさばきを受けるでしょう。
エホバ神が忠実なしもべたちを認めておられるということは,神を愛する者に対する神の大きな愛と同情ある理解の現われであり,また,「神を愛する者……のために」「すべてのこと相働きて益となる」ようにする神の英知を示すものです。―ロマ 8:28。
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自分自身の悟りではなく神に信頼を置きなさいものみの塔 1972 | 9月15日
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自分自身の悟りではなく神に信頼を置きなさい
エホバ神に献身している人々は,人類の最後の審判がエホバ神の手中にあることを理解しています。ダビデ王は,世継ぎであるわが子ソロモンに対する最後の訓戒の中で,「エホバは一切の心を探り 一切の思想をさとりたまふ」と述べています。―歴代上 28:9。サムエル前 16:7。
ですからわたしたちは,特定の人やグループがどんなさばきを受けるかについて,心配すべきではありません。しかしエホバ神は,わたしたちが自分に有利なさばきをもたらす道を歩めるように,また他の人々が神のみまえに正しい立場を取るのを助けられるように,わたしたちに道しるべを与えてくださいます。
若い子どもにかんしては非常に微妙な関係や感情が存在するものですし,また前の記事で取り上げられた家族の功績に
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