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『こうべを上げ』て救いを知らせるものみの塔 1969 | 7月1日
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た。兄弟が,聖書に関心のある家族を訪問するところだと言うと,彼らも一緒に行ってその関心ある家族を訪問することにしました。後日その兄弟が彼らの家を尋ねて聖書研究をすすめたところ彼らはそれに応じました。そして,ある期間研究したのちに,3人ともバプテスマを受けたいという気持ちを表わしました。これは伝道者が積極的に車中で偶然の証言をした結果でした。
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読者からの質問ものみの塔 1969 | 7月1日
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読者からの質問
● ヘロデの誕生日に舞をまい,バプテスマのヨハネの首を求めた少女の名前はサロメでしたか。―アメリカの一読者より。
聖書は少女の名前をあげていませんが,それが彼女の名前だったようです。マタイ伝 14章6-8節にはつぎのようにしるされています。「ヘロデの誕生日にあたり,ヘロデヤの娘その席上に舞をまひてヘロデ[アンテパス]を喜ばせたれば,ヘロデこれに何にても求むるままに与へんと誓へり。娘その母にそそのかされて言ふ『バプテマスのヨハネの首を盆に載せてここに賜はれ』」。
第1世紀のユダヤの歴史家フラビウス・ヨセハスによると,ヘロデヤは彼女のおじピリポ(ルカ伝 3章1節に出てくる分封の国守とは別)と結婚しました。この結婚からサロメという娘が生まれました。その後,ヘロデ・アンテパスが義兄弟を訪れ,ヘロデヤに熱をあげます。そして妻を離縁し,めいのヘロデヤと結婚します。―「古代ユダヤ人の風習」第18巻,5章,4節。
バプテマスのヨハネはこの不義の結婚をあからさまに非難し,その大胆さのゆえに投獄されました。(マタイ 14:3,4。ルカ 3:19,20)しかしヘロデヤにとってはそれでも足りませんでした。「ヨハネを恨み,彼を殺そうと思っていた」からです。ヘロデの誕生日に彼女はその機会を得ました。サロメという名前だったとヨセハスが言っている彼女の娘が舞をまって,ヨハネの首を求めました。―マルコ 6:19。
この殺人共犯者のサロメと,イエスに従ったサロメとを混同しないようにしましょう。(マルコ 15:40; 16:1)聖書に名前のしるされているサロメは,ゼベダイの妻であり,使徒ヤコブとヨハネの母でした。―マタイ 27:56。
● エホバの証人はたばこの使用に対してどんな態度をとりますか。―アメリカの一読者より。
神のしもべはたばこの使用に注意しなければならないという見方にかんして,聖書は直接には何も述べていません。ある百科事典によると,聖書の土地でたばこが用いられるようになったのは,聖書が完成してから15世紀以上ものちのことですから,それは理解できます。しかし神のことばの内容からすると,たばこの使用は,吸うにしても,かむにしても,かぐにしても,聖書の原則にもとる不潔な習慣です。そのためにエホバの証人はたばこを使用しないように強く勧めます。そしてクリスチャンの中にいつまでもたばこをやめない人がいれば,その人がだれであろうと,霊的に未熟な人とみなします。
巻きたばこであろうと,葉巻きやきざみたばこであろうと,たばこのいちばんふつうの使用法は喫煙です。この喫煙が,がん,心臓病その他,多くの致命的な病気の一因となることは,ここで証拠をあげるまでもありません。これを証明する多くの証拠があることは周知の事実です。事実,喫煙が健康に非常に危険なことから,いくつかの大国は,巻きたばこの宣伝に制限を加えたほどです。たばこをかんだり,かぎたばこを鼻から吸ったりすることにかんしては,それほど多くの資料はありません。しかし,この習慣のない人たちよりも,この習慣のある人たちの中にがん患者が多く,またこの習慣が神経と嗅覚に影響を与えることは,研究によって明らかになっています。
健康と生命に大きな脅威となるものを避けることは,いうまでもなく道理にかなった行ないです。そしてこれはクリスチャンにとって特に重要なことです。なぜなら神の崇拝が関係しているからです。どのように? ロマ書 12章1節によると,クリスチャンは自分のからだを「神の悦びたまふ潔き活ける供物」としてささげなければなりません。もし有害な喫煙の習慣を捨てないならば,健康をそこない,命を縮めることによって,神にささげたものの一部を取り去ることになります。神はそれを喜ばれるでしょうか。
そのうえに円熟したクリスチャンは,「肉と霊との汚穢より全く己を潔め,神を畏れてその清潔を成就すべし」という助言を実行することに努めます。(コリント後 7:1)たばこの使用は明らかに,この霊感による助言に逆行します。たばこを吸ったり,かんだりする人たちの多くが,手や口にやけどのあとやしみがついていることを考えてごらんなさい。喫煙や,たばこをかぐことからくる鼻孔や肺の中の『肉の汚れ』はどうですか。またたばこから生ずる不潔は,灰,しみ,焼け焦しなどをも含めてその人
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