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神のご意志を行なう者に対して果たされる約束ものみの塔 1977 | 3月15日
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対し,神の約束は果たされます。残りの者を天の王国に入らせまいとする「龍」の全力をあげての努力は失敗する定めにあります。啓示 20章4-6節は,王国相続者14万4,000人の数を満たすのにまだ必要とされているそれら神のご意志を行なう人々が,死に至るまで忠実を保って忍耐すること,そして「第一の復活」にあずかる幸福を知ることをわたしたちに約束しています。神のメシア王国のキリストの共同相続者のあらかじめ定められた数は,一人でも欠けるようなことはありません。
19 「大群衆」は神の約束のどんな成就にあずかりますか。それは彼らが何をするからですか。
19 キリストの王国の地上の臣民となる見込みを持つ「大群衆」はどうかというと,彼らは,最後まで「神のご意志」を行なうべく努力する王国の残りの者たちに忠実に協力し,支持を与えます。残りの者たちに勇敢に加わり,エホバ神の宇宙主権が立証されるまで,神のご意志を行ないます。この忠実で従順な「大群衆」に対し,パラダイスの地の家に関する神の約束は必ず成就します。統治する神のみ子が,「さあ,わたしの父に祝福された者たちよ,世の基が置かれて以来あなたがたのために備えられている王国を受け継ぎなさい」という愛に満ちた招待を差し伸べられるとき,彼らは言い表わせない喜びを味わうことでしょう。―マタイ 25:34。
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約束されているとこしえの命を得なさい ― 信仰を働かせなさいものみの塔 1977 | 3月15日
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約束されているとこしえの命を得なさい ― 信仰を働かせなさい
1 悪魔の「時の短い」ことを考えると,今はなぜ,神のご意志を行なう者にとって信仰を働かせることが一層急務であると言えますか。
悪魔サタンとその悪霊の軍勢がこの地に拘束されている『短い期間』は,今や終わろうとしています。(啓示 12:7-12)したがって,神の天の「女」の「胤」の残りの者および神のメシア王国を共に宣べ伝えるその仲間の「大群衆」に対する悪魔サタンの戦いは,いよいよ激しくなることが予想されます。それで,これら神のご意志を行なう者にとっては,敵の砲火の下で忠実に耐えるために信仰を働かせることが,一層の急務となります。
2,3 サタンに残されている時が短いにもかかわらず,サタンの砲火の目標であるわたしたちは,ヘブライ人のクリスチャンたちに与えたパウロのどんな助言に従いますか。
2 今サタンの戦いの目標となっているわたしたちは皆,敵の砲声がとどめられるまで主権者なる主エホバに忠実を保つよう,多くの励みを与えられています。この戦争を終わらせるときは当然近いはずです。象徴的な龍とその悪霊の軍勢が天から地の近辺に追い落とされ,ほんの『短い期間』この地に野放しにされることになってから現在まで56年余経過しているのですから,特にそう言えます。しかし,時は短くなっていても,わたしたちはやはり,ヘブライ 10章36,37節に書かれている使徒パウロの助言に従わねばなりません。
3 「あなたがたには忍耐が必要なのです。それは神のご意志を行なったのち,約束の成就にあずかるためです。あと『ほんのしばらく』すれば,『きたらんとする者は到来し,遅れることはない』のです」。
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