覚えていますか
「ものみの塔」誌の過去数号を楽しくお読みになりましたか。以下の点を思い出せるかどうか,試してみてください。
□ クリスチャンがひそかな過ちを克服する上で何が助けになりますか。
エホバに喜ばれたいと願うクリスチャンは,自分の過ちを神から隠すことはできないことを意識して生活するべきです。また,そうした弱さを克服するためにエホバの助けを受け入れるべきです。(伝道の書 12:14。フィリピ 4:13)―4月15日号,20ページ。
□ エホバの僕一人一人は,クリスチャンの円熟に伴うどんな挑戦を真剣に考慮すべきですか。
エホバの僕は,十分に成長した円熟した霊的な人であることに伴う責任を喜んで熱心に受け入れますか。それとも,自分の責任を他の人の肩に負わせ,漫然と過ごすだけで満足していますか。(ガラテア 6:4,5)―5月1日号,12ページ。
□ 真の友情を培っていく時に,どのように親切を示せますか。
こちらが相手に好意を示せば,親切を示すことになります。それには,ほかの人が話すときに耳を傾けてよく聴き,自分のことばかり話し過ぎて会話を牛耳らないようにします。さらに,ほかの人に対して何を言うかに気をつけることも親切を示すことです。(箴言 12:18)―5月15日号,4,5ページ。
□ マルコ 9章50節の,「あなた方自身のうちに塩を持ちなさい」というイエスの言葉にはどういう意味がありますか。
弟子たちが言動において思いやりを示し,巧みで,健全で,平和的でなければならないこと,すなわち他の人に対して品位ある行動をすべきであることについて述べておられました。―5月15日号,21ページ。
□ イエスが12月25日に生まれたのでないことを示すどんな事実がありますか。
ベツレヘムの12月といえば,雨の多い寒い季節なので,羊飼いが羊の群れと共に野原で夜を過ごすことはありませんでした。すでにユダヤ人はローマ人に反抗しようとしていたので,登録のため冬に旅行をするようローマ皇帝が人々に求めたとは考えられません。―6月1日号,8ページ。
□ バプテスマはどうして,バプテスマ希望者が黙想し,まじめに思索するべき時ですか。
バプテスマは,その人が,主権者なる主としての神に服し,エホバの証人として世の一部にならないという重要な決定の下されたことを示す時であるからです。(ルカ 3:21。マタイ 4:10。ヨハネ第一 5:19)―6月1日号,31ページ。
□ ルカ 1章37節にある,「神にとっては,どんな宣言も不可能なことではないのです」という言葉を,イエスはどのような意味で述べられたのですか。
イエスのその言葉は,神は何でも好き勝手なことを言えるということではなく,エホバから与えられる言葉や宣言は成就されずに終わることはないという意味です。(イザヤ 55:10,11)―6月15日号,14ページ。
□ 今日エホバの民は,どのように,「エホバの口から出るすべての言葉」を食物として取り入れていますか。(マタイ 4:4)
神の言葉である聖書を個人的に読んだり研究したりすることが唯一の方法なのではありません。エホバの民は,エホバが自分たちのために行動して,ご自分の民に対することばを成就してくださる驚嘆すべき仕方を,集団として,また個人として経験することによってもそれを食物として取り入れています。―6月15日号,17ページ。
□ ヒンズー教には主としてどんな特徴がありますか。
ヒンズー教の崇拝者たちを治める中心的な組織体はありませんし,一定の崇拝形式というものもありません。崇拝者たちの信条の源になっているのは,聖書のような1冊の本ではありません。幾世紀もの間に,ヒンズー教の文献が数多く出され,六つの異なった哲学学派が現われました。―7月1日号,4ページ。
□ 追放された悪行者ではなく,キリスト教の道を意識的に否認した人に対して,1世紀のクリスチャンたちは,どのように行動していたでしょうか。
使徒ヨハネは,『わたしたちから出て行った』人々と偽りの教えを携えて来る人々に関して助言を与えました。(ヨハネ第一 2:19)ヨハネ第二 10節で,同使徒は,『そうした人を家に迎え入れ』たり,あいさつをしたりすべきでないとクリスチャンたちに助言しました。「背教」という語は,『脱会,放棄,反逆』という意味を持つギリシャ語に由来しています。したがって,意識的かつ公式に自らをクリスチャン会衆から断絶した人は,この記述に相当していたことでしょう。忠節なクリスチャンで,そのような背教者を仲間にしたいと思う人はいなかったでしょう。―7月15日号,31ページ。
□ 真の宗教はどうすれば確かめられますか。
真の宗教は,聖書に示されている,真理に関する神の基準にかなっていなければなりません。愛の平和な実を産出しているはずです。また,神のみ名,エホバを尊んでいなければなりません。―7月15日号,7ページ。