人を堕落させる音楽に用心しなさい!
「エホバよ,あなたの道をわたしに教え諭してください。……わたしを廉直の道筋に導いてください」― 詩編 27:11。
1 音楽というエホバからの賜物は,どのように独特なものですか。
エホバ神は,ご親切にも人間に音楽の賜物を与えてくださいました。音楽はエホバの過分のご親切の表明として独特のものでした。音楽は命を支えるために必要なものではないにしても,人間が悲しみや喜びなどの感情を表現するのを可能にするからです。(創世記 4:21)音楽は悲しい時には慰めを,喜びの時には一層充実した幸福感を与えてくれます。ですから,ヤコブが仲間のクリスチャンたちに,「元気な人がいますか。その人は詩を歌いなさい」と書いたのはふさわしいことでした。―ヤコブ 5:13。
2 音楽と歌は,エホバの崇拝とどのようにかかわってきましたか。
2 歌うことと音楽は長い間エホバの崇拝と結びついたものでした。エホバの古代の民は救出された時に,喜びにあふれてエホバを歌で賛美しました。(出エジプト記 15:1-21。裁き人 5:1-31)神は,神殿での奉仕のために楽隊を設置するよう指示されました。(詩編 68:24-26)イエス・キリストと使徒たちは主の夕食の後に賛美を歌いました。(マルコ 14:26)使徒パウロは仲間のクリスチャンたちに対し,『心の調べに合わせてエホバに歌い,霊の歌』で感情を表現するようにと勧めました。(エフェソス 5:19)そして,歌うことは今日に至るまで,エホバの証人の間に常に見られる崇拝の特色です。
3 音楽に力があることを示すどんな証拠がありますか。
3 音楽に力があることは否定できません。音楽は心を動かし,感情をかきたてることができるのです。そのため,この世の国歌や行進曲は,熱烈な愛国心をあおる目的で用いられます。この世の学校には選手を奮い立たせるための“応援”歌があります。広告主は製品を売りつけるために,心をとらえる曲を使います。音楽の力を物語るこのような証拠に接して,クリスチャンは警戒するはずです。
なぜ注意する必要があるのか
4 音楽に関して,エホバの崇拝者たちはどのような点で特に注意深くあらねばなりませんか。
4 悪魔サタンも音楽の持つ大きな力を知っており,音楽を使って心に影響を与え,民をエホバの清い崇拝から逸脱させることがあります。ですから忠節なクリスチャンたちは,この点に関して『心を守る』必要があります。『命はそこに源を発しているからです』。(箴言 4:23)わたしたちは,自分の聴く音楽によって「廉直の道筋」から逸脱し,神を辱める堕落した行ないに陥らないよう特に注意深くあらねばなりません。―詩編 27:11。
5 音楽を選ぶ際には厳選しなければならないのはなぜですか。
5 エホバは非常な寛大さをお示しになり,人間に音楽という賜物をお与えになりました。しかし,音楽はしばしば悪用されてきました。ですから,音楽を選ぶ際には厳選し,識別力を示さなければなりません。歌詞を聞かなくても,ある歌がどんな気分を醸し出すためのものかは大体分かります。モーセは遠く離れた所からでも,イスラエル人の宿営から流れて来る音楽が『力ある業について歌う声でもなく,敗北について歌う声でもない』ことを識別できました。モーセは,ようやく宿営に着いて人々が行なっていることを見た時,その音楽が,自制心をかなぐり捨てた偶像礼拝の行ないと結びついた音楽であったことを知りました。(出エジプト記 32:15-19,25)ですから今日のわたしたちも,自分の聴く音楽がどのような気分や精神を伝えているか調べてみる必要があります。それはわたしたちを高めるものですか,それとも人を堕落させる音楽ですか。
6 悪魔はどのようにある種の音楽を用いてきましたか。それで,パウロのどの言葉は特に注目に値しますか。
6 使徒パウロは,サタンがエホバの民を堕落させ,腐敗させたいと願っていることを知っていました。そのためパウロは,不義から離れるよう仲間の信者たちに勧めてから,こう尋ねました。「義と不法に何の交友があるでしょうか。また,光が闇と何を分け合うのでしょうか。さらに,キリストとベリアルの間にどんな調和があるでしょうか」。(コリント第二 6:14-17)今日,悪魔は,音楽の中のさまざまな形の不義を巧みに用い,人々を堕落した行ないに誘い込み,そのようにして彼らを神から引き離そうとして一生懸命です。献身したエホバの証人たちは,このような危険によく注意する必要があります。
悪霊たちと分け合ってはなりません!
7 クリスチャンは,ある音楽に悪霊的な影響があるかどうか,どのように見分けることができますか。
7 音楽の分野にも,確かに霊的な危険が存在します。例えば,多くの人気演奏家たちはオカルトと関係しています。自分たちがサタンを崇拝していることを公然と認める人もおり,サタン的な影響は彼らの音楽や歌の中にしばしば顔を出します。しかし,ある音楽に悪霊的な影響があるかどうか,クリスチャンはどのようにして見分けますか。ある場合には,レコード・ジャケットを見るだけでよく分かります。そこに描かれているのは,魔女や悪霊や悪魔のような服装をした人かもしれません。あるいはそのジャケットに,神秘主義やオカルトの傾向を帯びた写真が用いられているかもしれません。その演奏グループの名前やジャケットの題は,歌の題や歌詞に見られるような,悪霊たちとの関係を示唆しているかもしれません。例えば,「悪魔への同情」,「墓の子供たち」といった歌の題からあなたはどんな結論を下しますか。ニューヨーク・ポスト紙の報道によると,その種の歌の一つは,演奏家たちが「サタンと手を結んで活動している」ことを「大胆に認めるものであった」ということです。
8 バックワード・マスキングという方法により,ある種の音楽のレコードにはどんなメッセージが付与されてきましたか。
8 幾つかの演奏グループが用いているバックワード・マスキングと呼ばれる技法により,非聖書的で悪霊的でさえあるメッセージを収めたレコードもあります。非常な人気を集めているある曲のレコードを逆に聞くと,「迷わずにマリファナをやれ」と繰り返す声が聞こえます。人気のある別の曲のレコードを逆に回すと,「わたしが歌うのは,サタンと共に生きているから。……それは避けられない,いとしのサタンよ」というメッセージが伝わってきます。
9 ある種の音楽を聴いていると,どのような考えを吸収することがありますか。どのようにこれは危険なものとなり得ますか。
9 もちろん,普通はレコードを逆に聞くことはありませんが,あるレコードを聴いている時に,わいせつな暗示を受け入れやすくなっている思いは,非聖書的な考えや悪霊的な考えを吸収するかもしれません。ハイ・フィデリティ・マガジン誌は一レコード会社のある部門の責任者が語った次のような言葉を引用しています。「新しいロック音楽,および新しいクラシック音楽に必要とされる感受性は全く同じものである。……それに自分の身を任せ,それに思いをあずけなければならない」。しかしこれは賢明なことでしょうか。霊的に思いを無防備にしてしまうと,悪霊たちの侵入を受けやすくなることがあるのです。―マタイ 12:43-45と比較してください。
10 忠実なクリスチャンは,悪霊的な事柄すべてをどのように見るべきですか。
10 使徒パウロは愛する仲間の信者たちにこのように書きました。『諸国民が犠牲としてささげるものは,悪霊に犠牲としてささげるのであって,神にささげるのではありません。それでわたしは,あなた方が悪霊と分け合う者となることを望まないのです。あなた方はエホバの杯と悪霊の杯を共に飲むことはできません。「エホバの食卓」と悪霊の食卓に同時にあずかることはできないのです』。(コリント第一 10:20,21)不道徳行為にも,心霊術やオカルトや他の悪霊的な事柄に熱中することにも,忠実なクリスチャンの生活の中で占めるべき場はありません。―申命記 18:10-12。ガラテア 5:19-21。
11 悪霊的な音楽のレコードを持っていることが分かった場合,クリスチャンはどうすべきですか。
11 神の霊感によるこの助言に照らしてみた上で,もし悪霊の影響を示している音楽のレコードを持っていることが分かったなら,クリスチャンとしてどうすべきでしょうか。当然それらを処分すべきです。エホバの民は「悪霊と分け合う者」となってはならないからです。同様の状況に置かれたエフェソスの初期クリスチャンたちは,ためらうことなく行動しました。こう記されています。「実際,魔術を行なっていたかなり大勢の者が自分たちの本を持ち寄って,みんなの前で燃やした。そして,それらの値を計算してみると,合わせて銀五万枚になることが分かった」。(使徒 19:19)これらの「エホバを愛する者たち」は邪悪な事柄を憎んでおり,物質的な損失を考えて思いとどまることはありませんでした。むしろ彼らは悪霊的な性質を備えた所有物を処分し,多大の霊的な益を得ました。―詩編 97:10。
世の精神を避けなさい
12,13 (イ)世のどんな精神が,しばしば現代の音楽や演奏家に付随していますか。そのことはどのように表わされてきましたか。(ロ)エホバの証人はどのようにガラテア 6章7節を適用すべきですか。
12 さらにわたしたちは,今日の音楽や演奏家にしばしば付随している自暴自棄的なこの世の精神をも見過ごすわけにはゆきません。(エフェソス 2:1-7と比較してください。)例えば,あるコンサートが中止された時,幾千人ものファンが暴動を起こした,とトロント・スター紙は伝えています。「彼らは30分間にわたって狂気のさたに及び,その間にビンやチェーンや他の飛び道具を用いて268人の警察官を攻撃した。……彼らは200の座席を破壊したが,それらの座席は鋼鉄製の杭に溶接され,ボルトでコンクリートの上に固定されていたのである。彼らは金属製の椅子を何十脚もステージに積み上げた。……彼らは鋼鉄製の回転木戸をはぎ取り,切符売り場の窓と正面観覧席のレストランの窓を打ち壊し,スタジアムの外にあった数台の車をめちゃめちゃにした」。クリスチャンはそのような人々と果たして一緒にいるべきでしょうか。
13 このような公演に際しては,アルコール飲料や麻薬を勝手気ままに取り入れるのが普通です。それに加えて,演奏家の音楽や振る舞いが自暴自棄の精神を生み出します。明らかに,こうした機会に演奏される音楽は,悪霊崇拝や麻薬や暴力などを含む要素と相まって,人を堕落させずにはおきません。では,いやしくもクリスチャンであれば,この同じ音楽を自分の家で聴きながら,悪影響を受けないでいられるでしょうか。そのようなことはありません。それに,忠実なエホバの証人は,「神は侮られるような方ではありません。何であれ,人は自分のまいているもの,それをまた刈り取ることになるのです」という聖書の原則を無視しません。―ガラテア 6:7。
14 不道徳行為を暗示する歌を聴いたり,それに合わせて踊ったりするのがふさわしくないのはなぜですか。
14 それでも,『わたしは歌詞に関心があって音楽を聴くのではありません。ビートが好きなだけです。それに合わせて踊るのは楽しいことです』と考える人がいます。しかし,この考え方にも危険が潜んでいます。米国バージニア州ニューポートニューズ市のタイムズ・ヘラルド紙は,「ディスコの熱心な踊り手たちがヒットソングに合わせて踊り明かす時,波うつビートと,何度も繰り返される魅力的な一区切りの旋律,つまり専門用語で言えばフックライン以上に音楽そのものに注意を払うことはないようだ」と述べています。確かに,その音楽にはダンス向きの魅力的なビートが伴っているかもしれませんが,その歌詞は何をするようわたしたちに勧めていますか。聴くほうの思いには何が入って来ますか。例えば,エホバの忠節な証人が,出かけて行って淫行を犯すようにと何度も繰り返して勧める歌に合わせて踊ることなど,どうしてできるでしょうか。―コリント第一 6:9,10。
15 現代の音楽には人を堕落させるどのような傾向がありますか。
15 言うまでもなく,道徳的に堕落している歌詞は,ロックやディスコ音楽に限られているわけではありません。多くの国や地域では,ビートが伴い,真のクリスチャンにとってはおよそ好ましくないような歌詞を用いているにもかかわらず,地元では大変な人気を博するような音楽が見られます。米国ノースカロライナ州のローリー市で発行しているザ・ニューズ・アンド・オブザーバー紙の一記事は,カントリーミュージックについてこう述べています。「安キャバレーの女と浮気な男の話はずっとカントリーソングの分野で独自の役割を果たしてきたが,音楽史上,今ほど彼らの不義な情事が露骨に描写されたことはない」。ザ・スポークスマン・レビュー紙は,人々にもてはやされてはいても不道徳な音楽に見られる別の傾向について言及し,「女は夜の性について,ダンスフロアでの性について,街角での性について歌う」と述べています。このような歌は,人を堕落させる以外の何だというのでしょうか。
16 自分の心に促されて,性的に堕落した音楽を聴いたりその音楽に合わせて踊ったりしている人に対し,どのような助けがありますか。
16 不完全な人間の心が不実であり,必死になるということを片時も忘れてはなりません。(エレミヤ 17:9)わたしたちは自分の心に説得され,エホバの目に悪いと分かっているものに耳を傾けたり,それに合わせて踊ったりするでしょうか。もしそうであるなら,用心してください!『何が主に受け入れられるのかを絶えず確かめ,闇の業に彼らと共に組するのをやめる』ことができるよう祈りの気持ちをこめて神の助けを求めるのです。(エフェソス 5:10-12。詩編 5:1,2)性的に堕落した音楽を聴いたりその音楽に合わせて踊ったりすることを断固としてはねつけるなら,自らの心によって誤導されているような人々を戒めるのに役立つかもしれません。
17 音楽に関して,(イ)エフェソス 5章3節,(ロ)テトス 2章11-14節をどのように適用できると思いますか。
17 この邪悪な事物の体制の支配的な傾向にどっぷりつかっている人は,性的に堕落した音楽を喜ぶかもしれません。しかし忠実なクリスチャンにどうしてそのようなことがあってよいでしょうか。「聖なる民にふさわしく,あなた方の間では,淫行やあらゆる汚れまた貪欲が口に上ることさえあってはなりません」と諭されているのです。(エフェソス 5:3)わたしたちはふさわしいこととして,「不敬虔と世の欲望とを振り捨て」ましたか。では自分の語ることだけではなく,不道徳を扱った歌が入らないよう聴くものにも警戒しましょう。「現存する事物の体制にあって健全な思いと義と敬虔な専心とをもって生活(し)」ましょう。―テトス 2:11-14。
18 ある演奏家たちに対する自分の態度について,どんな質問をすることができますか。
18 しかし,あなたは世の演奏家たちについて個人的にどう感じていますか。こう自問してください。自分は服装や身繕いや話し方などである演奏家たちのまねをしているだろうか。自分はそれらの演奏家やその音楽のことをどれほど話題にしているだろうか。そのような演奏家を宣伝するティーシャツやジャケツを着たり,自分の部屋に彼らの写真やポスターをはったりして,そのような人々を偶像視しているだろうか。自分の崇拝はエホバだけに向けられるべきだが,自分がしていることはそのエホバを喜ばせるだろうか。「偶像礼拝から逃げ去りなさい」という聖書の明白な助言に従っているだろうか。―コリント第一 10:14。ローマ 1:24,25。
正しいことと悪いこととを見分けなさい
19 音楽に関して,正しく訓練された知覚力をどのように用いるべきですか。
19 「固い食物は,円熟した人々,すなわち,使うことによって自分の知覚力を訓練し,正しいことも悪いことも見分けられるようになった人々のものです」と使徒パウロは書きました。(ヘブライ 5:14)クリスチャンの親も若者も,正しいことと悪いこととを区別するために,正しく訓練された知覚力を用いる必要があります。人を堕落させる音楽の欺まん的な誘惑を認識し,それを完全に退ける必要があります。悪魔の支配するこの世とその音楽に,“何でも許される”式の道徳律がますます幅を利かせている今,エホバの証人は若い人も年長の人も,自分の生活を天の父の高い規準に合わせようとする決意をいっそう固くしなければなりません。―詩編 119:9-16。ヨハネ第一 5:19。
20 いかがわしい歌の精神にとらえられつつある若い人に関しては,何が勧められていますか。
20 音楽には力があるということを決して忘れてはなりません。それは心に影響を及ぼすことができるのです。自分はこの世のいかがわしい歌の精神にとらわれつつあると思いますか。もしそうであれば,自分の心を守るため速やかに行動することです。若い人なら,あなたのクリスチャンのご両親と今の状況について話し合ってください。さらに,聖霊によるエホバからの助けをいただけるよう熱心に祈ってください。―箴言 4:23。ルカ 11:13。ガラテア 5:22-24。
21 クリスチャンの親は,人を堕落させる音楽を避けるよう,どのように子供たちを助けることができますか。
21 親の皆さん,皆さんは受け入れることのできる音楽と堕落させる音楽とを区別できるようお子さんたちを助けるために何を行なっていますか。クリスチャンとしてあなたは,悪霊崇拝,性の不道徳,麻薬の乱用,暴力などを取り上げた歌を子供たちに聴かせるのは正しいと思いますか。では,レコードを買ったり,ある音楽を聴く許しを子供に与えたりする前に,時間をとってレコード・ジャケットを調べ,腐敗した影響が見られるかどうかを吟味してください。歌の題や歌詞を考えてみます。その歌が人を堕落させるものである場合には,そのことについてお子さんと親切な仕方で話し合ってください。すべてのクリスチャンが,『悪に関してはみどりご,しかし理解力の点では十分に成長した者』となり,邪悪な事柄に関する知識を求めたり,人を堕落させる考えで思いを満たしたりしてはならないことを指摘できるかもしれません。(コリント第一 14:20)そのような話し合いのあとに,あなたも子供たちも,自分の持っている聖書的に好ましくないレコードをすべて処分し,これからは人を堕落させる音楽を二度と聴かないという決意を互いに抱けるに違いありません。
22 (イ)人を堕落させる音楽を退けるからといって,価値ある何かを失うわけではありません。なぜそう言えますか。(ロ)音楽の選択に関して,わたしたちはどんな態度を示し,どんな見解を抱くべきですか。
22 聖書的に受け入れられる,そして人を築き上げる音楽には実にさまざまな種類のものがあります。世界中でエホバの証人たちが楽しんでいる喜ばしい王国の歌もその一つです。ですから,人を堕落させる音楽を退けるからといって,価値ある何かを失うわけではありません。聖書,および関係したキリスト教の文書を定期的に研究すれば,わたしたちは正しいことと悪いこととを見分ける知覚力を訓練できるでしょう。そして,正しい事柄にしっかりと付き従いましょう。もしある音楽が神の義の規準に反するなら,それを退けてください。神の指示に従い,確固として「廉直の道筋」にとどまってください。(詩編 27:11)何としても,人を堕落させる音楽に用心してください! 同時に,あなたの個人的に選ぶ音楽が,「わたしたちの楽しみのためにすべてのものを豊かに与えてくださる」神への賛美となりますように。―テモテ第一 6:17。
どのように答えますか
□ 音楽に力があることを示すどんな証拠がありますか
□ ある音楽に悪霊的な影響があるかどうか,どのように見分けられますか
□ 悪霊的な影響を示す音楽のレコードのあることが分かった場合,何をすべきですか
□ 人を堕落させる音楽を聴いたり,その音楽に合わせて踊ったりするよう心が動かされる場合,どんな助けがありますか
□ クリスチャンの親は,人を堕落させる音楽を避けるよう,どのように子供たちを助けることができますか
[12ページの図版]
人を堕落させる音楽はエホバの民にはふさわしくない
[14ページの図版]
真のクリスチャンは,服装や身繕いや生活様式において,この世の演奏家に倣ってよいものだろうか