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    ものみの塔 1978 | 3月1日
    • 聖書の分析と注釈に大勢の学者の論議を参照したジョン・ピーター・ランゲ著「聖書注釈」a の191ページに次のことが出ています。

      「アダム以前の人間……また様々な原始的な人間は聖書から見て存在していない。また将来においてもその存在が知られるようになることはないであろう。この事は創世記第1章および第2章のみならず,聖書全巻たとえばマタイ 19:4,使徒 17:26,コリント第一 15:47からも首尾一貫して推定また主張し得るように思われる……人類が元来ひとつであるという事は,人間がすべてアダムによって堕落し,キリストによって贖われるという教理に見られる単一性と一致する……最も偉大な博物学者たちは,人類に幾つかの起源を認めることにたいてい反対の意見を表明している……よく言われる,様々な人種間における性的な結合の多産であることについて言えば,このような多産の証拠は,当然に単一性の強力な証拠のひとつとされている……土着説[生物(この場合は人間)はその見いだされる場所で形成あるいは発生したという説]は,人間の様々な類型の起源が,アジアにある共通の発祥地を指し示すという事実を否定するものではない」。

      人類の単一性(すべての人はひとつの人類,創造されたひとつの類であって,別個に創造され,あるいは別個に生じたという意味での“原生の”部族あるいは民族ではないということ)に関するこの記述は,聖書に述べられている次の事柄と一致します。「ひとりの人を通して罪が世に入り,罪を通して死が入り」,また「アダムにあってすべての人が死んでゆくのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのです」。しかも創造者は,遺伝子の無数の組み合わせによって,人類の間に最も喜ばしい,そして興味深い変化が見られるように定められました。―ローマ 5:12。コリント第一 15:22。

      アダムが全人類の父であったという理由で,キリストを「最後のアダム」と呼ぶことができるのです。なぜなら,キリストは地上にあって完全な人でした。そして今ご自分の犠牲に信仰を働かせるアダムの子孫のすべてにとって父となることができるからです。(コリント第一 15:45)もし人間男女が幾人もの異なった父から元来出たものであれば,ひとりの人イエス・キリストの死によって備えられた贖いの価は十分なものとはなり得なかったでしょう。―申命 19:21。マタイ 20:28。

  • カインとその妻
    ものみの塔 1978 | 3月1日
    • a ミシガン州グランド・ラビッズ市,ゾンダーバン出版社発行,1960年版,1976年印刷。

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