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エホバによる救出の目的を逸しないでくださいものみの塔 1972 | 8月15日
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世俗の仕事あるいは物質上の所有物を依然として真の崇拝に優先させながらエホバに仕えることができると考えておられますか。
19 コリント後書 13章5節のパウロの助言にどのように従えるかを説明しなさい。そうすれば,何がわかる場合がありますか。
19 今は,「なんぢら信仰に居るや否や,自ら試み,自ら験しみよ」というコリント後書 13章5節のパウロの助言に留意すべき時です。腰をおろして自分の活動計画を検討してみてはいかがですか。自分の時間についてはどんなことがわかりますか。世俗の仕事や物質上の所有物の世話に時間の大半を取られていますか。もしエホバから求められる場合,物質上の所有物を今直ちに捨てるのは,あなたにとって困難ですか。もしそうであれば,あなたは非常に危険な立場に立っています。今やあなたの命が危うくなっているのです!
20 (イ)ここでイエスのどんな助言を考慮するのは非常に時宜を得ていますか。(ロ)したがって,何をするのは適切ですか。
20 確かに今は,エホバの組織内のわたしたちの恵まれた立場を失うべき時ではありません。この邪悪な体制がいつ「大かん難」に襲われて滅ぼされるかを正確に知っている人はいません。わたしたちは覚悟していなければなりません。イエスは言われました。「汝等みづから心せよ,恐らくは飲食にふけり,世の煩労にまとはれて心鈍り,思いがけぬ時,かの日羂のごとく来らん。これは遍く地の面に住める凡ての人に臨むべきなり。この起るべき凡ての事をのがれ,人の子のまへに立ち得るやう,常に祈りつつ目を覚しをれ」。(ルカ 21:34-36)したがって,わたしたちはみな,立ち止まって自分の信仰を試し,それが強いかどうか,また自分が霊的に目ざめているかどうかを確かめてみるのは適切なことです。それから,もし必要なら,エホバによる救出とその過分の親切に対する感謝を表わせるよう,自分の考え方を改めるべきです。
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エホバによる救出を感謝するものみの塔 1972 | 8月15日
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エホバによる救出を感謝する
1 (イ)エホバは今日,ご自分のしもべたちにどんな救出を経験させておられますか。(ロ)西暦前537年に行なわれたエホバによるイスラエルの救出の目的は何でしたか。現代のエホバのしもべたちが救出されたのはなぜですか。
救出! 自由! それはとらわれ,もしくは奴隷の身の人にとってすばらしい事がらです。真のクリスチャンは今日,救出,つまり大いなるバビロンおよびサタン悪魔の支配するこの古い体制への隷従からの救出を経験して歓喜しています。(コリント後 4:4,新)そのようなクリスチャンは真の霊的自由を享受します。それは神のみことば聖書の真理によって自由にされるからです。(ヨハネ 8:32)エホバのしもべたちが今日享受している,霊的束縛からの自由にあずかるのはすばらしい経験です。しかし,わたしたちは忠節なしもべとしてどうすれば,エホバによる救出をほんとうに感謝していることを表わせますか。今日享受しているこの自由をどうすれば固守できますか。それには,昔のイスラエルが経験させられた救出の目的を思い起こすのは良いことです。それは何でしたか。それはエルサレムにエホバの神殿を再建し,真の崇拝を回復することでした。同様に今日,エホバはわたしたちを大いなるバビロンから救出し,真の崇拝を行なえるようにしておられるので,わたしたちはエホバのみ名をたたえ,エホバから授けられる奉仕の務めに携わってそのみ名を知らせることができます。(ロマ 10:13-15)それで,エホバの真の崇拝およびクリスチャンの奉仕の務めに関連して,エホバによる救出に対する心からの感謝を表わすのに
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