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あなたの声は何を表わしますか目ざめよ! 1972 | 4月8日
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場合,声がその人のからだの状態を表わすのと同じである。それでもし自分の声がそのような印象を他の人々に与えるとすれば,自分の性格からそうした特質を拭い去り,楽観的で同情心があり,目ざとくて,自信を持つといった特徴と入れ替えねばならない。そのような特質を表わそうと努力すれば,その努力の程度に従って他の人は親切に答え応じ,あなたの努力を助けるだろう。
原則の適用
自分の声がどんな響きをもつかを考慮することにより,自分が交渉を持つすべての人との関係をよりよいものにすることができるだろう。声の質の問題は,聖書中の助言の中で示唆されているとも言えるだろう。たとえば使徒パウロは,自分の夫に「深い敬意」を示すようにと妻たちに語った。妻の声が深い敬意を示すものでなければ,妻の語るどんな敬語もうわべだけのものにすぎない。―エペソ 5:33,新。
同様に,親に対する子どもの態度に関して,神のことばは子どもに「なんぢの父母を敬へ」と命じている。真実に敬意あるいは尊敬を示すことは,敬語を使うことと,語調によって表わされる。―エペソ 6:2。ヘブル 12:9。
わたしたちは,他の人々とのすべての交渉で,自分の声が思いと心にあることを正確に言い表わすことを願うべきである。政府の要職にある人々に話すさい,あなたの声はそれらの人々の地位に対する敬意と尊敬の念を反映しているだろうか。雇い主に話すさいにあなたの声はどんな響きを持っているだろうか。それはあなたの思いと心にあるもの次第である。同様に,クリスチャン会衆内の監督たちに話すさいにも,もしあなたが彼らに真実の敬意と尊敬の念を持っているならば,あなたの声はそのことを表わすだろう。―テサロニケ前 5:12,13。ヘブル 13:17。
公の演壇から神のみことばを伝道する人々は,おそらく他のだれよりも,自分の声がどんな響きを持つかについて関心を払うべきだろう。もし公開講演者が生まれつき,物柔らかな話し方の人であれば,扱っている主題が力強い話し方,あるいは強い義憤を言い表わすことを求める場合には,自分の語調を強くするよう考慮せねばならない。一方,普段から,大きな声で,大胆に話す人の場合,祈り,親切,温和,優しさなどの主題で話すさいに,普通より柔らかい語調で話すよう心がける必要がある。もちろん,それらのことはいずれも公の演壇から聖書を読む場合にも当てはまる。いわば『音楽的な響き』が歌詞と調和しなければならない。
人間の声が実に多くの変化を持つことに疑問の余地はない。わたしたちは話すたびに,音信を伝える。あなたの声をぜひその音信に調和させるとよい。そのようにしてあなたは,創造者に最善の方法でほまれを帰し,仲間の人々と最善の方法で意志を通わすことができ,そのうえ,声というこの不思議な器官を用いることから大きな満足感を得ることができる。
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親ネコと子ネコ目ざめよ! 1972 | 4月8日
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親ネコと子ネコ
母親のネコがなぜ暗い隠れた場所で子ネコを生むのか不思議に思ったことがありますか。それは,子ネコの目を明るい光から守るためです。子ネコの小さな目は,生後8日から10日経なければ十分に開かないので,生まれたばかりの子ネコに明るい光を当てると,その目は害されるおそれがあるのです。生まれたばかりの子ネコを友だちに見せたいという気持ちにかられる場合があるかもしれませんが,明るい場所に出さないようにするのが最善です。
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