-
クリスチャンとしての円熟性 ― 命を得るために必要なものものみの塔 1974 | 6月1日
-
-
7 努力して霊的なおとなになろうとしない未熟なクリスチャンは危険な立場にいますが,それはなぜですか。
7 確固とした信仰を持つために努力せず,神のことばの基礎的な事がらより先に進もうとしない未熟なクリスチャンは,非常に危険な状態に立っています。その人は,誤った考えや世のまやかしの論議から来る圧力に立ち向かう強さを真に身に着けておらず,そのために,「波によるように振りまわされ」て悲惨な結果に至るかもしれません。(エフェソス 4:14。
-
-
クリスチャンとしての円熟性 ― 命を得るために必要なものものみの塔 1974 | 6月1日
-
-
霊的な円熟に達する
8 霊的な円熟に達することと身体的に成熟することはどんな点では異なっていますか。
8 では,どうしたら「肉的」な人ではなくなって,霊的な円熟に達することができますか。自動的に得られる身体的な成熟の場合と異なり,霊的なおとなとしての資質は誠実な努力を通して得られます。そのためには,謙遜さと,神のことばの中に略述されたクリスチャンの生き方に従おうとする純粋な願いとが必要です。また,神のご意志とお目的に関する深い理解を得るためによく研究しかつ熟思することも求められ,人間的な推論にではなく,神により頼むことを学ばねばなりません。あなたは霊的な成長を目ざしてこうして励んできましたか。「目ざめていなさい。堅く信仰に立ちなさい。雄々しくあり,力強い者となりなさい」という聖書の助言に従って行動していますか。―コリント第一 16:13。ヘブライ 5:14。
9 神のことばの勉強とそれを当てはめることは,クリスチャンの「赤子」にどのような作用をしますか。
9 クリスチャンの「赤子」が聖書の勉強を続け,学んだ事がらを自分に当てはめてゆくにつれ,神の真理やより難しい教理に関する認識の面でのその人の進歩には,霊的な見方やクリスチャンとしての人格の点でもそれに見合った成長が伴ってゆきます。その人の考え方,物の見方,そして生活のしかたに変化が起こります。その人は自分の関心や動機が霊的な事がらと結びついてくるのを知ります。神の真理がその人の生活に大きな,そして有益な影響を与えているからです。その人は神のことばにある次の勧めに従うようになります。「自分をこの事物の体制に合わせてはなりません。むしろ,思いを作り直して自分を変革しなさい。それは,神の善にして受け入れられる完全なご意志を自らはっきり知るためです」― ローマ 12:2。
10 円熟過程にあるクリスチャンが「思いを作り直し」てゆくにつれどんな変化が起きますか。
10 こうして『思いを作り直す』ことは,円熟過程にあるクリスチャンの人格に大きな影響を与えます。物質上のものや世俗的な快楽を重視するこの世の見方や考え方に代わって,霊的な事がらやエホバ神のご意志を行なうことに対する関心がしだいに成長します。肉の業に代わって,愛・喜び・平和・辛抱強さ・親切・善良・信仰・柔和・自制などの霊の実がいよいよ明白に見られるようになります。新しい力,すなわち新たな支配的霊がその人のうちに働きます。その人は次の聖書の助言に従います。「あなたがたの以前の生き方にかない,またその欺きの欲望にしたがって腐敗してゆく古い人格を捨て去るべきこと,そして,あなたがたの思いを活動させる力において新たにされ,神のご意志にそいつつ真の義と忠節のうちに創造された新しい人格を着けるべきことで(す)」― エフェソス 4:22-24。ガラテア 5:19-23。
11 円熟したクリスチャンの思いを活動させる「力」とはなんですか。道徳上の決定が必要な場合それはその人にどんな反応をさせますか。
11 古い人格が除き去られ,新しい力,すなわち新たな支配的霊がその人の思いを活動させるようになると,クリスチャンは円熟性を得たことになります。以前,その人の思いを活動させていた力は,この世で教えられ経験した事がらから来ていました。それらのものがその人の思いの中に取り入れられ,その人のうちに一定の考え方や心の動機付けを育てていました。こうして,道徳上の決定が必要な問題を聞く場合でも,思いの中にあるこの力がその人をこの世的な方向へ向かわせていました。しかし,円熟したクリスチャンとなった今,その人には行動を促す新しい力すなわち新しい霊があります。真理である神のことばについての定期的で祈りのこもった研究と,神の霊の働きの結果として,思いを活動させるこの力がその人を義に即した方向に傾かせます。それゆえ,道徳上の決定が関係した問題が提出される場合でも,その人の思いは,この新しい「力」,すなわち新たな支配的態度によって,霊的で義に即した方向に向かいます。こうしてその人はエホバ神との優れた関係を失わずに守り,永遠の命の報いを得る確信を保つことができます。
12 会衆の成員が円熟に達するのを助ける面で長老たちはどんな役割を果たしますか。
12 牧者また教える者として仕える長老たちを「人々の賜物」として持つクリスチャン会衆の主要な目標の一つは,すべての人を助けてこうした円熟性を得させ,また,クリスチャンの真理のうちにしっかり根を下ろし,それに従って生活できるように助けることです。
-