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覚えていますかものみの塔 1975 | 8月1日
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覚えていますか
あなたは最近号の「ものみの塔」誌を注意深くお読みになりましたか。そうでしたら,次の点を覚えておられるでしょう。
● 神が『すべてのもの,天にあるものと地にあるものを,キリストにおいて集める管理』を目的としておられることに関するエフェソス 1章9,10節のことばをどのように理解すべきですか。
この「管理」は,天に行くよう定められている弟子たちを頭であるキリストの下に一致させ,地上にいる残りの人類をもキリストを通して再びご自分と調和させることを目的として,神が運営し,処理し,物事を扱う特定の方法を指す。―8,14ページ。a
● 「招かれる者は多いが,選ばれる者は少ない」と述べたイエス・キリストは,何を意味しておられましたか。―マタイ 22:14。
律法契約の下にあったイスラエルの全国民は招かれた『多くの』者を構成していたが,そのうちの『少数の者』,ユダヤ人の残りの者だけが「天の王国」にふさわしい者として選ばれた。―122,123ページ。
● 「千人はあなたのすぐ傍らに,万人はあなたの右に倒れる。あなたにはそれは近づかない」という詩篇 91篇7節(新)のことばは,現代における神のしもべたちのどんな経験に対応しますか。
キリスト教世界の人々とユダヤ民族は物質主義,国家主義,科学を偶像視することなどの犠牲となり霊的に死んでいるのに対して,神のしもべたちは霊的に安全な場所に留まり続けてきた。―157-159,180-182ページ。
● 人が必ずしも許されない罪を犯すところまでは行っていないことを示す感情は何ですか。
悔い改めて,正しいことをしたいという誠実な願い。―231ページ。
● 人間は体を殺すことはできますが,「魂」を殺すことはできません。「その魂」とは何ですか。―マタイ 10:28。
人間は,人が所有するところの,神から与えられた,生きた者となる権利を滅ぼすことができない。―309ページ。
● 人類史の始めのころには,近親者と結婚することを禁ずる律法が必要でなかったのはなぜですか。
今よりも完全に近かった当時の人間は,著しい欠陥を持つ子どもを生み出す危険が少なかった。―267ページ。
● 「敬神の専念」が「神聖な奥義」であるといえるのはどうしてですか。―テモテ第一 3:16。
アダムの反逆の後,だれが敬神の専念を完全に保ち得るかに関する疑問が持ち上がった。イエス・キリストが地上に現われるまでその疑問に対する答えは神のみが知る奥義とされた。―374,375ページ。
● 聖書は全体が「神のことば」,つまり音信であると言えるのはなぜですか。
その中に含まれているすべての事柄は神の霊の導きのもとに記録されたので,神の目的にかないかつ物事を事実通りに述べている。―338ページ。
● 「エホバとはどんな方」なので,すべての人が崇拝しなければならないのですか。
エホバは,ご自分がメシアの王国をゆだねた主イエス・キリストの神であられる。ゆえに,その王国の支配から恩恵を受けたいなら,わたしたちの創造者である宇宙主権者を崇拝しなければならない。―252ページ。
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読者からの質問ものみの塔 1975 | 8月1日
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読者からの質問
● 夫は時々わたしをなぐりますが,その理由で法的に別居あるいは離婚をすることができますか。
夫あるいは妻が配偶者を虐待するのは明らかに誤った行為ですし,神のみことばはそうした行為を非としています。しかし,聖書は夫婦が別れないでいることをも強く勧めています。ご自分の家庭の情況が別居しなければならないほど深刻のように思えるかどうかは,ご自分だけで決定すべき事柄です。
エホバは,生殖の手段として,また幸福な交わりを得させる目的で結婚を創始なさいました。(創世 2:18-24)最初の夫婦が自分たちの創造者の導きを退け,自分勝手な道を歩もうとした時,彼らの結婚関係に不和や不幸がもたらされました。不完全な女性が頭の権に逆らい,不完全な男性が頭の権を乱用する事態が結婚関係において少なからず起こることを予見なさった神は,最初の女にこう告げました。『汝は夫をしたい彼は汝を治めん』。(創世 3:16)夫が妻を治めることにはしばしば虐待行為や暴力が関係してきたのは悲しいながら真実です。
乱暴な虐待行為が夫婦間に往々にして見られるので,
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