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    • 13 ペテロ第一 1章5-7節の言葉から,クリスチャンが受ける苦しみについて何が分かりますか。

      13 中には驚く人があるかもしれませんが,自然による試みにせよ,迫害による試みにせよ,試練はわたしたちを個人的に向上させることができるのです。使徒ペテロはその点に注意を促しました。

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    • でもそれは,火によって試されていながらも滅びてしまう金よりはるかに価値ある,あなたがたの信仰の試された質が,イエス・キリストの表わし示される時に,賛美と栄光と誉れのいわれとなるためなのです」― ペテロ第一 1:5-7。

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    • 苦しみは信仰をどのように練り清めるか

      15 試練は信仰にどんな影響を与えることがありますか。

      15 使徒ペテロは試練がクリスチャンの信仰に及ぼす影響を,金が火によって精錬されることになぞらえました。精錬の工程によってかすは取り除かれ,混じり気のない金が残ります。金の価が非常に高くなるのですから,精錬することは確かに価値があります。それでも,ペテロが述べている通り,火によって試されていても金は滅びやすいものです。摩滅したり,その他の方法で滅びたりすることがあります。しかし,試みられ,試された信仰にはそのようなことがありません。本物の信仰は滅びることがないのです。

      16 本物の信仰を持つことが非常に有益なのはなぜですか。

      16 神の是認を得るには,そのような信仰を持っていることが絶対に必要です。「信仰がなければ,神をじゅうぶんに喜ばせることはできません」と,聖書は述べています。(ヘブライ 11:6)試練を受けて本物であることが証明された信仰は,確かに,精練された金よりもはるかに高い価値を持っています。わたしたちの永遠の将来はそうした信仰にかかっているのです。

      17 試練が信仰に及ぼす影響についてどんな疑問が起きるでしょうか。

      17 ところで,信仰は試練によってどのように純化され,「イエス・キリストの表わし示される時に,賛美と栄光と誉れのいわれとなる」でしょうか。それは様々な仕方で生じ得ます。

      18 試練の下で信仰はどのように明らかになるでしょうか。それはわたしたちをどのように強めますか。

      18 もし信仰が強いなら,苦難の時の間,その信仰はわたしたちを慰め支えてくれます。そのうえ,一つの試練を首尾よく通過したなら,わたしたちはそれ以上の試練に立ち向かえるよう強められます。信仰がわたしたちにどのように役立つかが,経験を通して明らかになります。

      19 ある特定の試練は信仰の弱さをどのように明らかにするでしょうか。それはわたしたちにどのように役立ちますか。

      19 一方,ある特定の試練によって,人格上の欠陥,つまり誇りや強情さや短気なこと,この世的であったり安楽や快楽を愛していたりすることなどが明らかになる場合があります。そうした性向は実は信仰の弱さから来ています。というのは,それらの性向は,人が神の導きと,自分に対する神のご意志に完全に服していないことを表わしているからです。その人は,幸福に通じる最善の道をみ父が本当にご存じであり,神の導きに従うなら必ず祝福を受ける結果になることを確信していません。(ヘブライ 3:12,13)試練によって弱さが露呈したなら,クリスチャンは,至高者の是認された僕であり続けるために信仰を強める必要に気付くことができます。

      20 試練によって信仰の弱さが明らかになったなら,どうすべきですか。

      20 ですから,特定の状況に置かれたとき信仰に何らかの欠陥が見いだされたなら,自己吟味して,どんなきょう正手段を講じたらよいか決められます。次のように自問すると良いでしょう。“わたしの信仰はなぜ弱いのだろうか。神の言葉の研究やそれについて黙想することを怠っているだろうか。仲間の信者の信仰の表明から励ましを受けるため,機会あるごとに彼らと集まり合っているだろうか。心配や思い煩いをすべてエホバ神にゆだねることをしないで,必要以上に自分に頼る傾向があるだろうか。祈り,それも心からの祈りが本当に毎日の生活の一部になっているだろうか”。改善の必要な点を見定めたなら,信仰を強化する目的で生活習慣を変えるよう勤勉に努力しなければなりません。

      21 信仰が「イエス・キリストの表わし示される時に,賛美と栄光と誉れのいわれとなる」とはどういう意味ですか。

      21 神に導きを仰ぎ,試練から逃れる道を神が示してくださることを信頼して辛抱するなら,それらのつらい経験を通して神のより良い僕になることができます。そうすれば,わたしたちの信仰は正しく,「イエス・キリストの表わし示される時に,賛美と栄光と誉れのいわれとな(り)」ます。神のみ子はわたしたちの信仰を「賛美」し,賞賛し,ほめるでしょう。み子は,わたしたちの信仰に十分報いて,わたしたちに「栄光」を与えてくださるのです。そして,エホバ神とみ使いたちの前で,ご自分の弟子としてわたしたちに「誉れ」を与えてくださいます。(マタイ 10:32; ルカ 12:8; 18:8と比較してください。)それは,わたしたちの前途に,幸福かつ永遠に生きるという将来があることを意味します。しかし,ひどい苦しみに遭っているときに,信仰が弱まらないようにするにはどうすればよいでしょうか。

      強い圧力の下でどのように行動するか

      22 試練の長さについてどんな事実を認めるなら,忍耐するのに役立ちますか。

      22 容易ならない試練を首尾よく耐えるのに役立つのは,一つとして,それが一時的なものであることを認識することです。金の精錬に始めと終わりがあるように,受けている苦難も無期限に続くわけではありません。死も叫びも苦痛もない永遠の命という神のお約束を深く心に銘記していれば,現在の事物の体制下での最もひどい苦しみもほんの「つかのまで軽いもの」と考えることができます。(コリント第二 4:17)確かに「以前の事柄は思い出されることなく,それらは心の中に上ることもない」時が訪れるのです。その時を待ち望んでください。(イザヤ 65:17,新)その時にはそれら耐え難い経験が痛ましい記憶として残っていないのはなんとすばらしいことでしょう。

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