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悪名高い都市に関する教訓目ざめよ! 1981 | 12月8日
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の弟子ユダはこのように書きました。「ソドムとゴモラおよびその回りの都市も,ここに述べた者たちと同じようにはなはだしい淫行を犯し,不自然な用のために飽くことなく肉を追い求めたのち,永遠の火による司法上の処罰を受け,警告の例としてわたしたちの前に置かれています」― ユダ 7。
さまざまなニュース報道からすると,今の時代はソドムで行なわれていた行為が驚くべき勢いで増加しているだけでなく,それが今までになく広く受け入れられている時代であることに疑問を差しはさむ余地はありません。次のこともわたしたちに警告を与える教訓となります。ソドムの人々は高慢で物質的に富んでおり,自分たちは清算の日の危険に直面してはいないと考えていました。彼らは鈍感で,貧しい人や困っている人々に配慮を示しませんでした。(エゼキエル 16:49,50)これは性的に節操を欠いた生活を送る今日の多くの人々にもあてはまるのではありませんか。
ロトの義理の息子となるはずの男たちは,ソドムの滅びが差し迫っているという知らせを冗談と取りました。(創世 19:14)しかし彼らが破壊的な火によって命を失った時,それは冗談ではなくなりました。
至高者が定めのない時までも悪を許されることは決してありません。至高者は諸国民すべてのための清算の日を定めておられます。(使徒 17:31)この清算の日は危険なほど間近に迫っています。ロトとその娘たちがソドムから逃げなければならなかったように,この邪悪な体制全体に臨む滅びを逃れたいと願う人々はすべて,救いつまり解放を得るための神の取決めを活用しなければなりません。―ルカ 17:28-32。
その取決めの概略は聖書の中に記されており,自分の生活をエホバの道と調和させたいと願う人であれば,現在の道徳的状況にかかわりなくだれでもそれを活用できます。お近くに住むエホバの証人は,ご家庭で無料の聖書の討議を通して,この重要な情報を喜んでみなさんにお分かちいたします。
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ストレスは大勢の男性を台無しにする目ざめよ! 1981 | 12月8日
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ストレスは大勢の男性を台無しにする
コラムニストのジム・サンダーソンは,数多くの男性がストレスに悩まされていることの背後にある物の見方や動因について最近注解を述べました。
「米国の公衆衛生に関する統計が示すところによると,医師と歯科医のもとを訪れる男性の数は女性より25%少ない。男性が自分には助けが必要だとようやく認める場合,問題は思ったより進行していたということになるようである」。
この「頑固な」物の見方とストレスの影響とが相まって,衝撃的な変化を生じさせているのかもしれません。1920年代には男性の平均寿命は女性より約1年短くなっていました。今ではそれが7.7年短くなっています。サンダーソンは次のように続けています。
「男性は,いかに懸命に働いてきたとしても,ベッドに横たわる権利は自分にはないと考える。男は起きて,有用な何事かをしなければならないのである。……助けを求めるのも“女々しいこと”だと考える男性は少なくない。……病気で倒れることは他人に依存するようになることであり,毎年健康診断を受けるのは,心気症患者になることである。
「いつも全力疾走し,目の前から遠ざかり続けるように見える目標を追い求めるといったストレスによって,男性の身体的問題のどれほど多くが引き起こされるのか,その点を理解している人は一人もいない。女性の場合は緊張が高じても,自分の感情を[泣いたりして]発散させる方法をよりよく心得ているように思われる。しかし男性にとって“感情的になる”ことは自制心を失うことを意味する」。
シアトル・タイムズ紙に掲載されたこの記事には,興味深いことに「男らしさは殺し屋」という題が付されていました。
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