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黙示録の獣を知るものみの塔 1963 | 4月1日
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置いていなければなりません。つまり,それは堅い霊的食物であるということ,またそうであるがゆえに,霊的理解においていくぶん進歩した者でなければ消化できないということです。例をあげていうなら,もし人が,サタンとサタンに属する悪鬼どもの存在を信じていないなら,龍とその使たちが,サタンとその悪鬼どもを象徴していることを,どうして認めることができるでしょうか。この原則はまた,集団にもあてはまります。なぜなら,「正しい者の道は,夜明の光のよう」で「いよいよ輝きを増して真昼となる」からです。ということは,たとえ神の御言葉そのものがある預言を解明しなくても,私たちは,その預言を照らす光が増し加わる可能性を無視しません。では,こうした原則を心に留めて,黙示録の獣について調べてみましょう。―箴言 4:18。
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赤い龍ものみの塔 1963 | 4月1日
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赤い龍
黙示録中にしるされている,ヨハネの見た獣の中で主要なものは,「七つの頭と十の角とがあり,その頭に七つの冠をかぶっていた」「大きな赤い龍」です。ここで「龍」と訳されているギリシャ語は「ドラコン」で,強い力をもったへびと定義されています。英語の「ドラゴン」という言葉には,巨大な,恐ろしい,うろこのあるへびという意味があります。―黙示 12:3。
この獣のような龍はだれでしょうか。預言そのものが私たちにこう告げています。「この巨大な龍,すなわち,悪魔とか,サタンとか呼ばれ,全世界を惑わす年を経たへびは,地に…投げ落された」。使徒ペテロは,適切にも,龍なるサタン悪魔のことを,「食いつくすべきものを求めて歩き回っている」「ほえたけるしし」と言っています。(黙示 12:9。ペテロ前 5:8,新口)龍の火のような赤い色は,
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