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神の王国によって打ち砕かれる人間の政府ものみの塔 1978 | 9月15日
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された王,イエス・キリストによって統治される王国の支配に道を譲らねばなりません。
聖書の示すところによれば,諸国家すべてが自国の主権を固守してやまない以上,戦いを避けることはできないでしょう。啓示 17章12-14節にはこのことと平行して,終わりの時代に著名な世界支配者たち(野獣の“十本の角”で描かれている)が「一時[すなわち短い期間]のあいだ野獣とともに王としての権威を受けるのである。これらの者は一つの考えをいだき,それゆえに自分たちの力と権威を野獣[国際連盟およびその後継者である国際連合]に与える。これらの者は子羊[キリスト・イエス]と戦うであろう。しかし子羊は,主の主,王の王であるので,彼らを征服する」と述べられています。
世界強国の行進は何と不名誉な結末を招くのでしょう。その残忍で高圧的な支配は最期を迎え,地上の人間はもうその影響を受けることはありません。神の王国は正義と平和のうちに支配する世界的な規模の政府となるでしょう。それは王国の臣民である従順な人類に健康と永遠の生命をもたらすでしょう。このことはネブカデネザルに与えられた預言的な像の夢の最後のところで次のように生き生きと表現されています。「その時,鉄も型取った粘土も銅も銀も金も皆共に砕けて,夏の脱穀場から出たもみがらのようになり,風がそれを運び去って,その跡形も見られぬまでになりました。そして,その像を打った石[キリスト・イエスの手中にある神の王国を表わす]のほうは大きな山となって,全地に満ちました」― ダニエル 2:35,新。
聖書預言の示すところによると,この幸福な時は間近に迫っています。現在,あらゆる国の人々に対して,人間の政府に信頼するよりもむしろエホバの主権の側に立つようにとの招待が差し伸べられています。(詩 146:3)エホバの証人は皆さんが神の政府についてより多くのことを学ぶよう,喜んでご援助したいと思っています。
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感謝の念のあつい医師ものみの塔 1978 | 9月15日
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感謝の念のあつい医師
M医師を訪ねた際,私たちは自分がエホバの証人であり,同医師に手渡したいものを持ってきたと説明しました。その医師はとても温厚な人で,「一度入ったら,宅診料15㌦ですよ」と冗談を言いながら,すぐに私たちを招き入れてくれました。私たちは「エホバの証人と血の問題」と題する小冊子を手渡し,エホバの証人の考え方や私たちが血を受け入れない理由を理解していただくために,すべての医師,看護婦,弁護士に一部ずつ差し上げている,と説明しました。
その医師は,自分は韓国でM.A.S.H.部隊に配属されて,大勢の人に輸血を施したことがあるが,自分の体にどんな処置がなされるかについて各人は自分自身で決定できるはずだと考える,と語りました。この医師は,「人の全体」を扱うという点にも同意しました。人に無理やり輸血をすることは精神障害を引き起こしかねないからです。
ヨハネ 17章3節を話し合った後,私は「ものみの塔」と「目ざめよ!」両誌の予約を勧め,聖書について,またこれらの問題から人類を救出する神の方法についてよりよく知るためにこの二冊の雑誌は役立つでしょう,と説明しました。医師は,両方の雑誌を予約し,「良い投資だと思いますよ」と語りました。
この医師は,なぜ自分がエホバの証人に対して好感を抱いているか話してくれました。ある時,この医師はペンシルバニア・ターンパイクで立ち往生したことがありましたが,その時,一台の車が助けに来てくれました。その車に乗っていた人々は,医師の車をガソリンスタンドまで引いて行くのを手伝っただけでなく,車の修理が終わって,医師が先へ出発できるのを見届けるまでそこにとどまりました。立ち去る前に,その人たちは医師に「ものみの塔」と「目ざめよ!」両誌を渡しました。こうして,医師はその人たちがエホバの証人であることを知ったのです。医師は,その人たちが援助の手を差し伸べるためにかなりの回り道をする点で,いかに際立って親切であったかを繰り返し話しました。―寄稿。
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