-
火のような激しい終わりがほんとうに近づいていますかものみの塔 1973 | 2月1日
-
-
終わりが近づいています。同世界の宗教組織は滅ぼされてしまいます。使徒ヨハネは大いなるバビロン,つまりキリスト教世界の宗教諸団体がその主要部分を成している,偽りの宗教の世界帝国に対して語られた次のような預言的なことばを聞きました。『このゆえに,さまざまの苦難一日のうちに彼の身にきたらん,すなわち死と悲しみと飢きんとなり。彼また火にて焼きつくされん,彼を審きたもう〔エホバ〕神は強ければなり』― 黙示 18:8〔新〕。
26,27 キリスト教世界あるいは大いなるバビロンのいかなる部分であれ,その没落を悲しむ者のひとりになるのはなぜ危険なことですか。
26 大いなるバビロンの壊滅は,全く公正に即したことなのですが,それを悲しむ者もいるでしょう。そのような者について,天のみ使いの声はこう述べます。『彼と淫をおこない,彼とともにおごりたる地の王たちは,その焼かるる煙を見て泣きかつ嘆き,その苦難をおそれ,はるかに立ちて「災いなるかな,災いなるかな,大いなる都,堅固なる都バビロンよ,汝の審判は時の間にきたれり」と言わん』― 黙示 18:9,10。
27 次いで聖書は,神の至上の支配権を否定し,神の創造物を汚す者たちすべてはもとより,大いなるバビロンのことを悲しむ者たちが大いなるバビロンの跡を追って滅びるということを述べています。そういうわけで,偽りの宗教を奉ずるあの大いなる組織に同情の気持ちをいだいてしがみつくのは危険なことです。―黙示 11:18; 19:19-21。
28 エホバのもたらす「火」は,どのように人類を益するものとなりますか。命を愛する人は,何をしなければなりませんか。
28 しがって,火のような終わりがやってきているとはいえ,それは,ほんとうに義の原則に従って生活したいと願う同胞のことを利己的にも全然顧みようとしない者たちを一掃して,地を清めるものとなるでしょう。(ペテロ後 3:12,13)自分のことしか考えず,神やそのすばらしい創造物のことを意に介さない人たちは,あたかも火によって焼き払われるように,必ず拭い去られてしまいます。(マラキ 4:1)神の怒りは,特にキリスト教世界に対して激しく燃えています。なぜなら,同世界は神のみ名の最大の侮辱者となってきたからです。(黙示 18:5-7)命を愛し,神の創造物を楽しむ人は,キリスト教世界や他の偽りの宗教を今捨て去ってください。キリスト教世界の支持者や同世界のことを『悲しむ者たち』に臨もうとしている火のような滅びを避けてください。
-
-
エホバは忠節な人びとを強められるものみの塔 1973 | 2月1日
-
-
エホバは忠節な人びとを強められる
グレシャム・クワジジラの経験
私は,アフリカのヌチェウという小さな町で生まれました。当時私の国は英領中央アフリカと呼ばれていましたが,のちにニアサランドと呼ばれるようになり,今ではマラウィと呼ばれています。そのころは出生届けを出す法律はありませんでしたが,私が生まれたのは確か1896年ごろだったと思います。当時は,ヨーロッパから来た各派の宣教師たちが,わたしたち熱心なアフリカ
-