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「優れた婦人」その信仰に倣う
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11,12. (イ)ナオミは,ボアズのことを「買い戻す人」と呼んだ時,神の律法のどんな愛ある規定を念頭に置いていましたか。(ロ)ルツはしゅうとめのアドバイスにどう応じましたか。
11 ルツがボアズのことを初めて話した時,ナオミは,「それはわたしたちと縁続きの人です。わたしたちを買い戻す人のひとりなのです」と言いました。(ルツ 2:20)どういう意味でしょうか。神がイスラエルにお与えになった律法には,貧困や死別ゆえに苦境に陥った家族のための愛ある規定が含まれていました。子どものないまま夫を亡くすことは,女性にとってとりわけ悲痛なことでした。夫の名つまり家系が絶たれてしまうからです。しかし,神の律法の下では,夫の兄弟がそのやもめと結婚して子どもをもうけ,その子がやもめの亡き夫の名を担って家族の財産を受け継ぐことが認められていました。b ―申 25:5-7。
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