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「祈りを聞かれる方」ものみの塔 2010 | 10月1日
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では,歴代第一 4章9,10節を見てみましょう。
ヤベツについて分かっているのは,この二つの節に記されている事柄だけです。9節によれば,その母は「彼の名をヤベツと呼んで,『わたしは苦しんでこの子を産みました』と言(い)」ました。a そのような名を選んだのはなぜですか。息子を産んだ時の陣痛があまりにひどかったのでしょうか。あるいは,彼女はやもめとなり,生まれてくる子どもを迎える夫がいなかったことを嘆いていたのでしょうか。聖書は何も述べていません。それでも,この母親にとって,息子を誇らしく思う日が後に訪れることになります。ヤベツの兄弟たちも廉直な人だったかもしれませんが,「ヤベツは彼の兄弟たちよりも尊ばれて」いました。
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「祈りを聞かれる方」ものみの塔 2010 | 10月1日
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a ヤベツという名は,「痛み」を意味する語根に由来しています。
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