目的のある人生
最初に述べたように,聖書は宗教の本としてよく知られています。多くの人は聖書の教えに従うことで,神様を身近に感じ,目的のある人生を送れるようになりました。
希望
聖書の言葉: 「苦難の時に落胆するなら,力が失われる」。格言 24:10
意味: 落胆は生活上の問題に取り組む力を奪ってしまいます。一方で,希望は前進し続ける力となります。今経験している問題はいずれなくなります。将来,何かの糧になることさえあります。そのことを知ると,ほっとしませんか。
どうすればいいか: 前向きに考えてみましょう。起きるかもしれないことを心配したり,状況が完全に整うのを待ったりするのではなく,目標に向かって踏み出しましょう。もちろん,「思いも寄らない」出来事に遭う場合もあります。(伝道 9:11)でも実際には,自分の予想よりも良い方向に向かうことがよくあります。聖書は農業の例えを用いてこう述べています。「朝に種をまき,夕方になるまで手を休めてはならない。あなたは,どの種が育つか,これかそれか,あるいは両方なのかを知らないからだ」。(伝道 11:6)
人生の大切な質問の答え
聖書の言葉: 「理解力を与えてください。……あなたの言葉は真理そのもの」。詩編 119:144,160
意味: 聖書は誰もが抱く疑問に答えています。例えば,次のような疑問です。
人はなぜ存在しているのか
人が苦しむのはなぜか
人は死ぬとどこへ行くのか
人生は一度きりなのか
世界中の人々がこのような疑問に対する聖書の答えを調べて,より満足のいく人生を送っています。
どうすればいいか: 聖書の教えを自分で調べてみましょう。聖書の内容についてエホバの証人に尋ねてください。ウェブサイトjw.orgで調べたり,エホバの証人の集会に出席したりすることもできます。どちらも無料で,一般に公開されています。
a エホバとは,聖書に出てくる神様の名前です。