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反逆者たちは災いだ!イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
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偽りの崇拝が暴虐を生む
14,15 (イ)悪霊崇拝は何を生み出しますか。(ロ)イザヤの預言によると,イスラエルはどんな苦しみが進行するのを経験しますか。
14 偽りの崇拝は,実のところ悪霊崇拝です。(コリント第一 10:20)大洪水前に実証されたとおり,悪霊の影響は暴虐を生みます。(創世記 6:11,12)ですから,イスラエルが背教して悪霊を崇拝し始めると共に,その地が暴虐と邪悪で満たされるのも,意外なことではありません。―申命記 32:17。詩編 106:35-38。
15 イザヤは生き生きとした絵画的表現を用いて,イスラエルにおける邪悪と暴虐の広がりをこう描写します。「邪悪が火のように燃え立った……。それはいばらの茂みと雑草を食い尽くす。そして森林のやぶの中でそれに火がつき,それらは煙が立ち上るときのように巻き上げられる。万軍のエホバの憤怒によってその地は燃え上がった。民は火の糧となるであろう。だれひとり自分の兄弟にすら同情を示さない。そして,人は右では切り倒しても必ず飢え,左では食べるが,彼らは決して満ち足りない。各々自分の腕の肉を食べるのである。マナセはエフライムを,エフライムはマナセを。彼らは共にユダに敵するであろう。このすべてのことのゆえに,神の怒りは元に戻らず,その手はなおも伸ばされたままである」。―イザヤ 9:18-21。
16 イザヤ 9章18-21節の言葉はどのように成就しますか。
16 いばらの茂みに次々と燃え移ってゆく炎のように,暴虐は手に負えなくなり,すぐに「森林のやぶ」に達して,本格的な山火事のような暴虐を生み出します。聖書注解者のカイルとデリッチによれば,この暴虐の程度は「無政府状態の内戦下での最も非人間的な自己破壊」であり,「人々は優しい感情を全く抱かずに,飽くことなく貪り食い合った」のです。エフライムとマナセの二部族が特に言及されているのは,それらが北の王国の主要な部族であり,ヨセフの二人の息子の子孫として,十部族の中で最も密接につながり合っているからでしょう。それにもかかわらず,これら二部族は,南方のユダと戦う時以外は,兄弟相互の暴虐をやめません。―歴代第二 28:1-8。
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反逆者たちは災いだ!イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
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[139ページの図版]
邪悪と暴虐が山火事のようにイスラエルをなめ尽くす
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