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エホバは,信仰と勇気に報いてくださるものみの塔 1988 | 12月1日
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彼らは,豚,ウサギ,牡蠣,ウナギなどの食物がモーセの律法によって禁じられたものの一部であることを知っていました。律法が許可していた肉でさえ,バビロニアの宮廷では問題がありました。血が正しく抜いてあるかどうかを知るすべがなかったからです。その上,そのような肉は,異教の儀式によって汚されていたかもしれません。―レビ記 3:16,17。
6 四人のヘブライ人はその試みにどのようにこたえ応じましたか。
6 四人のヘブライ人には何ができたでしょうか。ダニエルも,恐らく他の3人も,そのような食物で身を汚すまい,と心のうちに思い定めていたことが読み取れます。ですからダニエルは,王の美食の代わりに質素な野菜を,王のぶどう酒の代わりに水を「繰り返し願い出」ました。どちらがおいしいかということは,彼らの頭にありませんでした。この論争点を推し進めるには,確かに信仰と勇気が必要でした。
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エホバは,信仰と勇気に報いてくださるものみの塔 1988 | 12月1日
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7 それらヘブライ人の若者たちは,勇敢な立場を保った報いをどのように受けましたか。
7 四人のヘブライ人が食物を論争点とするには,信仰と勇気が必要でした。
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エホバは,信仰と勇気に報いてくださるものみの塔 1988 | 12月1日
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8 ここには,今日のエホバの僕たちのためのどんな教訓が含まれていますか。
8 ここには,今日のエホバ神の僕すべてにとって教訓となる事柄が含まれています。それらヘブライ人の若者たちは,少なくとも十戒もしくは犠牲や年ごとの祭りに関する律法に比較すると,モーセの律法にある食事制限はそれほど重要ではないと考えることもできました。しかし彼らはそう考えませんでした。忠節なヘブライ人は,神の律法のすべての特色に従った生き方をすることに関心があったのです。ここで思い起こされるのは,ルカ 16章10節に記されているイエスが語られた原則です。「ごく小さな事に忠実な人は多くのことにも忠実であり,ごく小さな事に不義な人は多くのことにも不義です」。―マタイ 23:23と比較してください。
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