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アンナ聖書に対する洞察,第1巻
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アンナは結婚生活を7年送っただけでやもめになり,幼子イエスが神殿で差し出された時は84歳でした。それにもかかわらず,彼女は朝の奉仕の時から夕方の奉仕の時までだったと思われますが,絶えず神殿で仕えていたので,幼子イエスを見,またその子について証しをする特権にあずかりました。彼女の「断食と祈願」は,彼女の抱いていた悲嘆と熱望を示唆しています。何世紀にもわたってユダヤ人が屈従を強いられた上,宗教上の堕落が神殿や祭司職にまで及んでいたのですから,それももっともなことと言えるでしょう。
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アンナ聖書に対する洞察,第1巻
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いずれにせよ,彼女はその子が大人になるまで自分が生きていられるとは考えていなかったにしても,今やその来たるべきメシアを通してもたらされようとしていた解放について,喜びにあふれて他の人々に証言しました。―ルカ 2:36-38。
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