敬虔な専心を保つ人々の救出は近い
「エホバは,敬虔な専心を保つ人々をどのように試練から救い出すか,一方,不義の人々……を,切り断つ目的で裁きの日のためにどのように留め置くかを知っておられるのです」― ペテロ第二 2:9,10。
1 (イ)人類は現代,どんな悲惨な状態に直面していますか。(ロ)そのことを考え,わたしたちはどんな質問を考慮することになりますか。
人類全体にとって,生活上の問題は増える一方です。物が豊かなところに住んでいようと,乏しいところに住んでいようと,事情は変わりません。不安感は至るところに存在します。不安定な経済状態だけでは心配の種が足りないかのように,深刻な環境問題が地球を襲い,地上のあらゆる生物を脅かしています。病気がはびこり,伝染病,心臓疾患,ガンという疫病などで,大量の犠牲者が出ています。不道徳行為によって人間の感情は乱され,家族生活にも混乱が生じています。こうしたことに加えて,世界には暴力が満ちあふれています。わたしたちは人間社会が直面している問題について考える時,現実的な観点に立ってこのように問いかけます。このような状態から早い時期に救出されることを期待できる確かな根拠があるのだろうか。もしあるとすれば,その救出はどのように,まただれのために行なわれるのだろうか。―ハバクク 1:2; 2:1-3と比較してください。
2,3 (イ)今日のわたしたちが,ペテロ第二 2章9節と10節にある言葉から励みを得られるのはなぜですか。(ロ)聖書は励ましの根拠として,救出に関するどんな特定の行為を指摘していますか。
2 わたしたちの時代に生じている事柄は,人類史上たいへん重要な,他の特定の時代のことを思い起こさせます。使徒ペテロは,神がそれらの時代に行なわれた救出の業に注意を喚起し,それから,『エホバは,敬虔な専心を保つ人々をどのように試練から救い出すかを知っておられる』という,励みとなる結論を示しています。(ペテロ第二 2:9,10)では,ペテロ第二 2章4節から10節におけるこの言葉の文脈に注意を向けてみましょう。
3 「まさに神が,罪をおかしたみ使いたちを罰することを差し控えず,彼らをタルタロスに投げ込んで,裁きのために留め置かれた者として濃密な闇の坑に引き渡されたのであれば,また,古代の世を罰することを差し控えず,不敬虔な人々の世に大洪水をもたらした時に義の伝道者ノアをほかの七人と共に安全に守られたのであれば,また,ソドムとゴモラの都市を灰に帰させて罪に定め,来たるべき事の型を不敬虔な者たちに示されたのであれば,また,無法な人々の放縦でみだらな行ないに大いに苦しんでいた義人ロトを救い出されたのであれば ― この義人は日々彼らの間に住んで見聞きする事柄により,その不法な行ないのゆえに,自分の義なる魂に堪えがたい苦痛を味わっていたのですが ― 当然エホバは,敬虔な専心を保つ人々をどのように試練から救い出すか,一方,不義の人々,わけても,肉を汚そうとの欲望を抱いてそれに従い,主たる者の地位を見下す者を,切り断つ目的で裁きの日のためにどのように留め置くかを知っておられるのです」。この聖句が示しているように,ノアの時代とロトの時代に生じた出来事は,わたしたちに関係のある多くの意味を含んでいます。
ノアの時代にはびこっていた精神
4 ノアの時代に,神が地を荒廃しているとご覧になったのはなぜですか。(詩編 11:5)
4 創世記 6章にある歴史的な記述は,ノアの時代の地が,まことの神の目に荒廃していたことを伝えています。なぜでしょうか。それは暴虐のためでした。犯罪に等しい暴力行為が時たま見られるというような問題ではなかったのです。創世記 6章11節は,「地は暴虐で満ちるようになった」と伝えています。
5 (イ)ノアの時代の暴虐の原因となったのは,人間の側のどんな態度ですか。(ロ)エノクは不敬虔について,どんな警告を与えましたか。
5 この背後には何があったのでしょうか。ペテロの第二の手紙から引用された聖句は,不敬虔な人々に言及しています。そうです,不敬虔な精神が人間社会の営みにしみ込んでいたのです。神の律法に対して一般に無関心であったというだけのことではなく,神ご自身に対する反抗的な態度が関係していました。a では,人間が神に反抗しているとき,それらの人間が仲間を親切に扱うことなど,どうして期待できるでしょうか。ノアが生まれる前からこの不敬虔はすでに広まっていたため,エホバはエノクを用いて,その結果に関する預言を語らせました。(ユダ 14,15)神に対する彼らの反抗が,神の裁きの執行を招くのは必至でした。
6,7 大洪水前に生じた悪い状態の大きな要因となったのは,み使いたちの関係したどんな状況でしたか。
6 さらに,その当時の暴虐の一因となった影響力がもう一つありました。創世記 6章1節と2節は次のように述べて,その影響力に注意を引いています。「さて,人が地の表に増え始め,彼らに娘たちが生まれると,そのときまことの神の子らは人の娘たちを見,その器量の良いことに気づくようになった。そして彼らは自分たちのために妻を,すべて自分の選ぶところの者をめとっていった」。まことの神のそれらの子らとはだれのことでしたか。単なる人間ではありませんでした。人間の男子はそれまで幾世紀もの間,器量の良い女性に注目し,そのような女性と結婚してきていました。この「神の子ら」とは物質の体を着けたみ使いたちのことです。それらのみ使いは,ユダ 6節で,「自分本来の立場を保たず,そのあるべき居所を捨てたみ使いたち」と描写されています。―ペテロ第一 3:19,20と比較してください。
7 物質の体を着けて人間になったそれら超人間的な被造物が人間の娘たちと関係を持った時,どんな結果が生じたでしょうか。「その時代,またその後にも,ネフィリムが地にいた。それはまことの神の子らが人の娘たちと関係を持ちつづけ,その娘たちが彼らに子を産んだころで,それらは昔の力ある者たち,名ある人々であった」。そうです,その不自然な結合から生まれた子供たちはネフィリム,つまり他の人々を痛めつけるために自分の勝った力を用いる,力ある者たちでした。―創世記 6:4。
8 エホバは,地上の悪い状態に対して,どのような反応を示されましたか。
8 状況はどれほど悪化したでしょうか。『人の悪が地にあふれ,その心の考えのすべての傾向が終始ただ悪に向かうのをエホバがご覧になる』までになりました。神はそれに対してどう反応されましたか。「エホバは,地に人を造ったことで悔やみ,その心に痛みを覚えられた」のです。これは,神が人間の創造の際に失敗したとお感じになった,という意味ではありません。むしろ,人間を造った後に,人間の行状がひどく悪くなったため,滅ぼさざるを得なくなったことを神は残念に思われた,ということです。―創世記 6:5-7。
救出をもたらした歩み
9 (イ)神がノアを好意的に扱われたのはなぜですか。(ロ)神は前もってノアにどんな情報をお与えになりましたか。
9 ノアについて言えば,彼は「エホバの目に恵みを得た。……ノアは義にかなった人であり,同時代の人々の中にあってとがのない者となった。ノアはまことの神と共に歩んだ」とあります。(創世記 6:8,9)そのためエホバは,全地に及ぶ洪水を起こすことを前もってノアに知らせ,箱船を作るようにとの指示をノアにお与えになりました。ノアとその家族を除いた全人類が地の表から拭い去られるのです。動物も,ノアが箱船の中に入れる,基本的な各種の動物を代表する少数のほかは,滅ぼされるのです。―創世記 6:13,14,17。
10 (イ)保護することを考慮して,どんな準備がなされなければなりませんでしたか。その仕事はどれほど大きなものでしたか。(ロ)自分の割り当てに対するノアの取り組み方に関して,注目に値するのはどんな点ですか。
10 このように前もって知らされたため,ノアには重大な責任が課されました。どうしても箱船を作らなければなりません。全容積が約4万立方㍍もある,巨大な箱の形のものでなければならないのです。ノアはそこに食物を蓄え,それから「あらゆる肉なる」動物と鳥を保護するため,それらの生き物を集めなければなりません。それは,幾年もの働きを要する事業でした。ノアはどのようにこたえ応じましたか。ノアは「すべて神から命じられたとおりにしていった。まさにそのとおりに行なった」と記されています。―創世記 6:14-16,19-22。ヘブライ 11:7。
11 自分の家の者たちに関して,ノアにはどんな重大な責任が課されていましたか。
11 ノアはその仕事を行ないながら,自分の家の者たちの霊性を築き上げるためにも時間を用いなければなりませんでした。周囲の人々の暴力的な方法や,反抗的な態度に染まらないよう,家の者たちを守る必要があったのです。重要なのは,彼らが日常生活の中の事柄にかまけ過ぎないことでした。神は彼らになすべき業をお与えになりましたから,彼らがその業を中心に生活を築いてゆくのは肝要なことでした。ノアの家族がノアの指示を受け入れ,ノアと同じ信仰を持っていたことをわたしたちは知っています。なぜなら,ノアとその妻,それに3人の息子たちとその妻たちの合計8人が,聖書の中で是認された者として語られているからです。―創世記 6:18。ペテロ第一 3:20。
12 ペテロ第二 2章5節に示されているとおり,ノアはどんな責任を忠実に果たしましたか。
12 ノアにはほかの責任もありました。それは,来たるべき洪水について警告し,洪水の来る理由を知らせることでした。ノアが忠実にその責任を果たしたことは明らかです。ノアは神の言葉の中で「義の伝道者」と呼ばれているからです。―ペテロ第二 2:5。
13 ノアは神から与えられた割り当てに取り組んだとき,どんな状況に直面しましたか。
13 では,ノアがどのような状況の中でその割り当てを果たしたか,考えてみましょう。自分をノアの立場に置いてください。もしあなたがノアだったら,あるいはノアの家族だったら,ネフィリムや不敬虔な人間が振るう暴力に囲まれていたことでしょう。反逆的なみ使いたちの影響力にじかに直面したことでしょう。箱船を作っている時には,物笑いの種にされたことでしょう。また,来たるべき洪水について幾年も警告しているうちに,人々が日常生活の事柄にかまけ過ぎて『注意しない』こと ―「洪水が来て彼らすべてを流し去るまで」注意しなかったことを知ったでしょう。―マタイ 24:39。ルカ 17:26,27。
ノアの経験はあなたにとって何を意味しますか
14 今日のわたしたちにとって,ノアとその家族が直面した状況を理解するのは,どうして難しいことではありませんか。
14 ほとんどの読者にとって,そうした状況は少しも想像し難いものではありません。なぜでしょうか。現代の状況は,ノアの時代に広まっていた状況と非常によく似ているからです。イエス・キリストによると,それは予期すべきことでした。事物の体制の終結の期間におけるご自分の臨在の時についての重要な預言の中で,イエスは,「人の子の臨在はちょうどノアの日のよう……です」と予告されました。―マタイ 24:37。
15,16 (イ)今日の地上がノアの時代のように暴虐で満ちていることは,どうして事実と言えますか。(ロ)エホバの僕たちは,とりわけどんな暴力を振るわれてきましたか。
15 では,実際にその言葉どおりになっているでしょうか。今日の世界は暴虐で満ちていますか。そのとおりです。今世紀に戦争で死んだ人の数は1億を超えました。読者の中にも,その影響を直接に感じている方がおられます。お金や他の貴重品を奪おうとする犯罪者から脅された人は,それ以上の数に上ります。それに,年若い人たちも校内暴力にさらされてきました。
16 しかしエホバの僕たちは,戦争の惨害や,一般の暴力犯罪以外のものも経験しています。彼らは世のものではなく,敬虔な専心を保つ民であろうと努めるので,そのためにも暴力を振るわれます。(テモテ第二 3:10-12)暴力と言っても,押されたり平手打ちを加えられたりするだけの場合もあれば,財産を破壊されたり,ひどく殴打されたりする場合もあり,時には命をさえ奪われます。―マタイ 24:9。
17 今日,不敬虔は広まっていますか。説明してください。
17 不敬虔な人々は,そのような暴力を振るいながら,神を侮蔑する言葉を恥ずかしげもなく公然と口にすることがあります。アフリカのある地域で警察官は,「政府は我々のものだ。神がいるというのなら,神のところへ行け。そして神に頼んで助けてもらえ」と言いました。エホバの証人は刑務所や強制収容所で,ドイツのザクセンハウゼンにいたバラノフスキーのような男たちに遭遇しました。バラノフスキーは,「わたしはエホバと戦ってきた。わたしとエホバとどちらが強いか,やがて分かる」と言って嘲ったのです。その後まもなくバラノフスキーは病気になって死にましたが,他の人たちも同じような態度を取り続けています。神に対する反抗をあらわにするのは,迫害の運動に熱中していた当局者たちだけではありません。全世界の神の僕たちは,人々が,神への恐れを心に抱いていないことを証拠立てるような事柄に熱中するのを見聞きしています。
18 邪悪な霊たちは,どのような方法で,人類の動揺した状態を作り出していますか。
18 ノアの時代に非常によく似た現代においても,わたしたちは邪悪な霊たちによる妨害を目撃しています。(啓示 12:7-9)それらの悪霊は,ノアの時代に物質の体を着けて人間となり,女性と結婚したのと同じみ使いたちです。洪水が起きたとき,そのみ使いたちの妻と子供たちは滅ぼされましたが,それら不従順なみ使いたちは霊の領域に帰ることを余儀なくされました。彼らはもはや,エホバの聖なる組織の中に占める場を持たず,タルタロス,つまり神からの光を断たれた濃密な暗闇の状態に閉じ込められました。(ペテロ第二 2:4,5)それらの悪霊たちは,サタンの指示のもとに活動し,相変わらず人間との接触を密に保っています。もはや物質の体を着けることはできませんが,男や女,それに子供たちをさえ支配することに力を注いできました。その一部は,オカルトを通して行なわれています。また,それらの霊は,人間の理性では考えられないような方法で殺し合うよう人間を扇動しています。しかし,それがすべてではありません。
19 (イ)悪霊たちは憎しみを特にだれに向けていますか。(ロ)悪霊たちはわたしたちに何をさせようとして圧力をかけていますか。
19 聖書は,悪霊たちが,「神のおきてを守り行ない,イエスについての証しの業を持つ」者たちと戦っていることを明らかにしています。(啓示 12:12,17)エホバの僕たちに対する迫害の主要な扇動者は,それらの邪悪な霊たちです。(エフェソス 6:10-13)それらの霊たちは,考え得るあらゆる手段を用いて,エホバへの忠誠を破らせるよう,またイエスをメシアなる王とするエホバの王国をふれ告げる業をやめさせるよう,忠実な人間を威圧したり誘惑したりします。
20 悪霊たちは,人々が悪霊の支配から自由になろうとするのを妨害するため,どのようなことを試みていますか。(ヤコブ 4:7)
20 悪霊たちは,抑圧的な影響力からの解放を切望する人々を妨害しようとします。ブラジルの元女性心霊術者の話によると,エホバの証人がその人の家を訪れた時,悪霊たちの声がして,ドアを開けてはいけないと命じました。しかしその人はドアを開け,真理を学びました。悪霊たちがエホバの証人の業をやめさせようとして,魔術を行なう者たちを直接に用いている地域は少なくありません。例えば,スリナムのある村では,エホバの証人に反対する人たちが一人の心霊術者に連絡しました。その人は,自分の魔術用の杖を人々のほうに向けるだけで,人々を急死させることができるので大変有名でした。悪霊につかれていたその心霊術者は,踊る人と太鼓を叩く人を何人か引き連れて,エホバの証人の前にやってきました。そして,呪文を唱えてから,その杖を証人のほうに向けました。村人たちは証人たちが倒れて死ぬものと思っていましたが,気を失ったのは心霊術者のほうでした。その信奉者たちは,きまりの悪い思いをして心霊術者を運び去らねばなりませんでした。
21 ノアの時代のように,大多数の人々は,わたしたちの宣べ伝える活動に対してどのような反応を示しますか。それはなぜですか。
21 魔術や呪術が公然と行なわれることがない地域でも,日常生活の事柄に没頭していて,他のことにはわずらわされたくないと思っている人々に宣べ伝えるとはどういうことなのか,エホバの証人ならだれでも経験して知っています。ノアの時代と同じように,大多数の人々は『注意しない』のです。(マタイ 24:37-39)中には,わたしたちの一致や業績をほめる人がいるかもしれませんが,個人研究の時間,定期的に集会に出席すること,野外奉仕などを含むわたしたちの霊的な建てる業は,彼らにとってはすべて愚かなことなのです。自分たちの生活が,物質の所有物と,いま味わうことのできる官能的な快楽とを中心としたものであるため,神の言葉が約束している事柄に対するわたしたちの確信を嘲ります。
22,23 ノアの時代の出来事はどうして,エホバが敬虔な専心を保つ人々を試練から救い出される確かな保証となりますか。
22 エホバの忠節な僕たちは,神への愛を抱いていない人々にいつまでも虐待されるのでしょうか。決してそうではありません。ノアの時代にはどんなことが起こりましたか。神の指示により,ノアとその家族は完成した箱船の中に移りました。それから神の定めた時に,「広大な水の深みのすべての泉が破られ,天の水門が開かれ」ました。洪水は山々が覆われるまで続きました。(創世記 7:11,17-20)そのあるべき居所を捨てたみ使いたちは,それまで備えていた人間としての体をやむなく捨て,霊の領域に戻りました。ネフィリムも,その不敬虔な人々の世の残りの人々も滅ぼされました。その中には,あまりにも無関心であったためにノアの警告に従って行動しなかった人々が含まれます。一方,ノアとその妻,またその3人の息子と息子の妻たちは救われました。そのようにしてエホバは,ノアとその家の者たちを,彼らが多年にわたって忠節に忍耐してきた試練から救い出されました。
23 エホバは,今日の敬虔な専心を保つ人々のために,それと同じことを行なわれるでしょうか。その点に関する疑問は全くありません。神はそれを約束されました。そして,神は偽ることができないのです。―テトス 1:2。ペテロ第二 3:5-7。
[脚注]
a 「アノミアは,神の律法に対する無関心,もしくは反抗のことである。アセベイア[『不敬虔な人々』と訳されている語の名詞形]は,神ご自身に対する同様の態度のことである」―「バインの旧約・新約聖書用語解説辞典」,第4巻,170ページ。
覚えていますか
□ エホバは,敬虔な専心を保つ人々をどのように試練から救い出すかを知っておられますが,ペテロはそれをどのように示しましたか
□ ノアの時代の暴虐はどんな要素が原因で生じましたか
□ 全地球的な洪水が迫っていたことからすると,ノアにはどんな責任が課せられていましたか
□ わたしたちは現代において,ノアの時代に類似したどんな事柄を目にしますか
[12ページの図版]
箱船の建造には,多年にわたる厳しい仕事が関係していた
[13ページの図版]
ノアは自分の家族の霊性を高めるために時間を費やした