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ガルエド聖書に対する洞察,第1巻
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ガルエド
(Galeed)[証しの小山]
ヨルダン川の東,ギレアデの山地にあった場所。族長のヤコブとラバンはそこで契約を結びました。(創 31:43-48)この地方の「ギレアデ」という後代の名称は多分,西暦前1761年ごろ,上記の出来事が起きたその場所に当初付けられた名称である「ガルエド」から取られたものでしょう。
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ガルエド聖書に対する洞察,第1巻
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ヤコブとラバンは論争していた問題を平和裏に解決し,互いに契約を結びました。そのことに関連して,ヤコブは1本の石の柱を立てて,自分の「兄弟たち」に石の小山を作るよう,恐らく食卓の形に作るよう指示し,その上で契約の食事をしました。それで,ラバンはそこをその小山にちなんで,アラム語(シリア語)で「エガル・サハドタ」と命名しましたが,ヤコブはそこをそのヘブライ語の相当語である「ガルエド」と呼びました。ラバンは,「今日この小山[ヘ語,ガル]はわたしとあなたとの間の証し[ヘ語,エード]となる」と言いました。(創 31:44-48)石の小山(および,石の柱)は,そこを通りかかる人すべてに対する証しとなりました。それは,49節にあるとおり,ヤコブとラバンがそれぞれの家族の間で,また各々の家族の中で平和を維持する旨,同意したことを証しする「“物見の塔”[ヘ語,ミツパー]」でした。(創 31:50-53)後代でも時々,石が同様の仕方で使われ,無言の証しとされました。―ヨシュ 4:4-7; 24:25-27。
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