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仲介者聖書に対する洞察,第2巻
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律法契約を有効なものにする 使徒パウロは,「さて,ただ一人の者しか関係していない場合には,仲介者はいません。しかし神はただひとりなのです」と述べています。(ガラ 3:20)律法契約では神が一方の当事者であられ,イスラエル国民はもう一方の“当事者”でした。イスラエル人は罪深い状態にあったので,契約によって神に近づくことはできませんでした。イスラエル人には仲介者が必要でした。彼らはモーセに次のように要請して自分たちの弱さをあらわに示しました。「あなたがわたしたちに話して,それをわたしたちが聴くようにさせてください。神がわたしたちに話されることのないようにしてください。そうしないとわたしたちは死んでしまいます」。(出 20:19; ヘブ 12:18-20)そこで,エホバは憐れみ深いことにモーセを律法契約の仲介者とし,その契約を有効なものにするために動物が犠牲としてささげられるよう取り決められました。むろん,モーセも罪深い不完全な人間でした。しかし,アブラハムが以前そうであったように,モーセも神の恵みを得られる立場を享受していました。(ヘブ 11:23-28。「義と宣する」[どのように義と『みなされる』か]を参照。)その契約を発効させるに際し,モーセは職務を執り行ない,動物の犠牲をささげるよう指示しました。次いで,その血を巻き物,すなわち「契約の書」に振り掛けました。モーセがその書を民に読み聞かせ,その条項を説明すると,民は従うことに同意してこたえ応じました。その後,モーセは民(多分,代表者である年長者たち)に血を振り掛けて,「さあ,これらのすべての言葉に関してエホバがあなた方と結ばれた契約の血です」と言いました。―出 24:3-8; ヘブ 9:18-22。
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モーセ聖書に対する洞察,第2巻
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神はモーセをイスラエルと結んだ律法契約の仲介者とされましたが,その立場は,新しい契約の仲介者であるイエス・キリストのほかは,どんな人間も神のみ前で得たことのない親密な立場でした。モーセは,一方の“当事者”としてのエホバを表わす契約の書と,もう一方の“当事者”としての民(恐らく,代表者としての年長者たち)に動物の犠牲の血を振り掛けました。モーセが契約の書を民に読み聞かせると,民は「エホバの話されたすべてのことをわたしたちは喜んで行ない,またそれに従います」と答えます。(出 24:3-8; ヘブ 9:19)仲介者という立場にあったモーセは,神から型を示されていた幕屋の建設とそれに付随する器具の製作を監督し,特別に調合した油で幕屋と大祭司アロンに油を注いで祭司団を職に任じるという特権にあずかりました。それから,新たに聖別された祭司職による最初の公の奉仕を監督しました。―出 25-29章; レビ 8,9章。
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