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アロン聖書に対する洞察,第1巻
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アロンは金の子牛を作ったのに罰を受けなかったのはなぜですか
アロンには,特権の多い地位が与えられていたとはいえ,欠点がありました。モーセが初めて40日間シナイ山にこもっていた時,「民はアロンの周りに集合して,こう言(いまし)た。『立って,わたしたちの前を行く神を作ってください。わたしたちをエジプトの地から導き上った人であるこのモーセについては,彼がどうなったのか全く分からないからです』」。(出 32:1)アロンは彼らに同意し,協力して,金の子牛の彫像を作りました。(出 32:2-6)後にモーセと対面した時には,見え透いた言い訳をしました。(出 32:22-24)しかしエホバは,アロンを悪行の首謀者として選び出すことはせず,モーセにこう言われました。「ゆえに今,わたしのなすままにし,わたしの怒りが彼らに対して燃え,わたしが彼らを滅ぼし絶やすにまかせよ」。(出 32:10)モーセは,民のため,特にアロンのためにエホバに懇願し,その後,「エホバの側にいる者はだれか。わたしのもとへ!」と叫ぶことによって問題に決着をつけました。(出 32:11,26; 申 9:20)レビの子たち全員がこたえ応じました。これにはアロンも含まれていたに違いありません。恐らく首謀者たちだったと思われる3,000人の偶像礼拝者は,それらのレビ人に打ち殺されました。(出 32:28)それでも,後日,モーセは民の残りの人々に,彼らにも罪科があることを思い起こさせました。(出 32:30)ですから,神の憐れみを受けたのはアロンだけではありませんでした。アロンのその後の行ないからすると,彼は偶像礼拝を推し進める動きに心から同調していたわけではなく,ただ反逆者たちの圧力に屈していたにすぎないことが分かります。(出 32:35)エホバは,アロンが大祭司として任命された事実を依然有効とみなすことにより,アロンが許しを受けていたことを示されました。―出 40:12,13。
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