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再創造の時新しい地へ生き残る
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6 贖罪の日に起きた事柄の概略を簡単に述べなさい。
6 イスラエルの神聖な幕屋で,また後には神殿で職務を行なったのは,アロンのレビの家の成員であった一人の大祭司でした。アロンの家の他の男子は従属の祭司で,レビの部族の残りの男子は補佐として奉仕しました。罪を償うものを供えるため,大祭司は2頭の動物を犠牲にし,その各々の血は,エホバによって規定されたとおりに,至聖所で別々にささげられました。最初に,アロンの家系の大祭司によって,レビ族全体を含む「自分自身と自分の家」のために1頭の若い雄牛がささげられました。(レビ記 16:11,14)次は,他の十二部族である「民のための」罪の供え物としてささげられたやぎでした。(レビ記 16:15)そのうえ,イスラエル全体の罪が1頭の生きたやぎの頭の上で告白され,そのやぎは荒野に連れ去られました。(レビ記 16:21,22)このすべては何を意味していましたか。
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再創造の時新しい地へ生き残る
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8 (イ)贖罪の日の所定の手順は,だれが最初にキリストの犠牲の益を受けることを示していましたか。(ロ)「民のための」罪の供え物は,イエスの犠牲のどんな適用の仕方を示していましたか。(ハ)1頭のやぎを荒野に連れ去ることは,さらにどんなことを例証しましたか。
8 アロンの家のためにささげられた雄牛の血が最初に至聖所に運び込まれたとおり,イエスの犠牲の益も最初に,キリストと共になって天の祭司職にあずかる人たちのために適用されました。これは西暦33年以降行なわれてきました。イエス・キリストには,アロンの場合のように贖罪をしてもらわなければならない罪はありませんでしたが,キリストと共に従属の祭司となる人たちには罪がありました。それらの人々はレビの部族によって表わされていました。(ペテロ第一 2:4,5)2番目の犠牲,つまり「民のための」罪の供え物のやぎの血をささげることは,人類の他の人々が天的級の後にイエスの犠牲の益を受けることを示していました。それらの人は地上の回復された楽園で命を得るようになる人々です。彼らは贖罪の日の「イスラエルの[祭司ではない]十二の部族」によって表わされていました。(マタイ 19:28。詩編 37:29)イエスはそれらの人々すべてのために死なれただけでなく,それらの人たちのために犠牲の死を遂げて,それらの人たちの罪をも実際に運び去ってくださり,人々に解放をもたらされるのです。このことは,イスラエルの罪が1頭の生きたやぎの上で告白された後,最後にそのやぎが二度と見られることがないように荒野に連れ去られたことによって示されていました。―詩編 103:12。イザヤ 53:4-6。
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