-
アビヤタル聖書に対する洞察,第1巻
-
-
サウル王がアビヤタルの父である大祭司と他の祭司たち(全部で85人)を,ダビデを支持したと考えてエドム人ドエグに打ち殺させた時,アビヤタルはエルサレムの近くの「祭司たちの都市」ノブに住んでいました。ドエグはまた,その都市の他の住民をもことごとく剣で討ち倒しました。逃れたのはアビヤタルだけでした。彼は,南西数キロの地点のケイラにいたと思われる,やはり逃亡者だったダビデのもとに逃げました。ダビデはその悲劇に関してある程度の個人的な責任を感じ,アビヤタルにこう語りました。「わたしはあの日,エドム人ドエグがそこにいたので,彼が必ずサウルに告げるということをよく知っていた。わたしとしてはあなたの父の家のすべての魂に悪いことをした。とにかく,わたしのもとにとどまりなさい。恐れることはない。だれでもわたしの魂を求める者はあなたの魂も求めるからだ。あなたはわたしと共に保護を必要とする者なのだ」。―サム一 22:12-23; 23:6。
その時からアビヤタルは,ダビデの社会的に追放された状態が終わるまでの間,ダビデと共に旅をし,ダビデの軍勢のための祭司を務めました。サムエル第一 23章6節はアビヤタルがエフォドを携えて来たことを示しています。祭司たちは大抵,亜麻布のエフォドを身に着けていましたが(サム一 22:18),23章9-12節の示唆するところによれば,アビヤタルのエフォドは,大祭司だったその父の,ウリムとトンミムの入ったエフォドだったようです。
-
-
エフォド,I聖書に対する洞察,第1巻
-
-
祭司アビヤタルがノブにあった聖なる所からダビデの宿営に携えて行ったエフォドは,大祭司のエフォドだったと思われます。なぜなら,アビヤタルの父であった大祭司アヒメレクおよびアヒメレクと共にいた従属の祭司たちはドエグに殺されていたからです。(サム一 22:16-20; 23:6)ダビデはアビヤタルにそのエフォドをそばに持って来させて,自分のとるべき行動についてエホバに伺うことができるようにしました。―サム一 23:9-12; 30:7,8。
-