ベト・メルハク
(Beth-merhak)[遠く離れた家; 遠くの家]
ダビデ王は息子アブサロムの反逆のゆえにエルサレムを撤退した時,ベト・メルハクで止まりました。そこはオリーブ山に向かってキデロンの谷を渡る手前にある,エルサレムの最後の家だったのかもしれません。(サム二 15:17,23)ダビデ王が谷を渡る自分の軍を調べたのはこの場所だったようです。その行動は,ダビデが取り乱してあわてふためきながら逃亡したのではなく,むしろ秩序立った仕方で同市から撤退したことを示唆しています。―サム二 15:18-26。