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  • ベン・ハダド
    聖書に対する洞察,第2巻
    • イスラエルの諸都市が攻略された状況や時代がどのようなものであったにせよ,聖書中の証拠からすると,アハブの時代には別のベン・ハダドが支配していたことになるようです。したがって,その人物はベン・ハダド2世と呼べるかもしれません。父親がイスラエルから奪った諸都市を返還するというベン・ハダドの約束は,完全には果たされなかったようです。というのは,アハブの治世の最後の年にそのイスラエル人の王は,シリア人からラモト・ギレアデ(ヨルダン川の東)を取り戻そうとしてエホシャファトと同盟を結んだものの,その企てに失敗しているからです。ベン・ハダド2世はアハブとだけ戦うようにと「兵車隊の三十二人の長たち」に命じた匿名の「シリアの王」だったようです。(王一 22:31-37)同2世はまた,エホラムの治世中,らい病を患っていた軍の長ナアマンを送り出してエリシャのいやしを受けさせた王であったに違いありません。このシリアの王は神リモン(この名は,ベン・ハダド1世の父タブリモンの名前の一部になっている)を崇拝していました。―王二 5:1-19。

  • エリシャ,I
    聖書に対する洞察,第1巻
    • ナアマンをいやす シリアの王ベン・ハダド2世は治世中,非常に尊敬されている軍の長で,らい病を患っているナアマンを,らい病がいやされるようイスラエルの王のもとに遣わします。この勇敢な人は,らい病にかかっていましたが,シリアを救いました。シリアではナアマンがらい病に冒されているために要職にとどまれないということはなかったようです。しかし,イスラエルにいたなら,そのような職から退けられたことでしょう。(レビ 13:46)ベン・ハダド王がナアマンを遣わすことにしたのは,とりこにされてナアマンの家で仕えていたイスラエル人の少女が証言したからです。この少女はエホバに依り頼み,イスラエルのエホバの預言者エリシャについて彼女の女主人に話します。イスラエルの王は,ベン・ハダドがきっと戦いを仕掛けているのだと考えます。というのは,王が,「わたしは殺したり,生かしたりし得る神であろうか」と述べているからです。王が困っているのを聞いたエリシャは,「どうか,彼をわたしのもとに来させ,イスラエルに預言者がいることを知らせてください」と,王に告げます。―王二 5:1-8。

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