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地を受け継ぐのはだれですか目ざめよ! 1989 | 1月22日
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神は人間に必要な導きを与えておられます。「あなたのみ言葉はわたしの足のともしび,わたしの通り道の光です」。(詩編 119:105)その導きに従うことは幸福への道です。「わたし,エホバは,あなたの神,あなたに自分を益することを教える者,あなたにその歩むべき道を踏み行かせる者である。ああ,あなたがわたしのおきてに実際に注意を払いさえすれば! そうすれば,あなたの平安は川のように,あなたの義は海の波のようになるであろうに」― イザヤ 48:17,18。
しかし,人類の大多数は,神の導きを受け入れてその恩恵にあずかるための温和さを持ち合わせていません。神からの独立を主張し,あくまでも滅びへの道を歩むことに固執します。『命に至る道』を見いだすのは,温和な人たちだけなのです。―マタイ 7:13,14。
今日,人間は地に住むのに不適格な者となっています。まず自らを道徳的に汚し,次いで地を文字どおり汚染しているからです。その道徳的な汚れゆえに,人間は神の目から見て地を受け継ぐのにふさわしくない者となります。次の記事では,人々が不道徳によって地を余りにも汚したために地からぬぐい去られた二つの例が取り上げられます。どちらの例も古代の歴史に見られます。
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