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レバノン聖書に対する洞察,第2巻
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東側の斜面は全くのやせ地で,実際,大した川はありません。しかし,水の豊かな西側の斜面には小川や小峡谷の切れ込みがあります。(歌 4:15と比較。)西側のふもとの斜面は段丘になっており,穀物が栽培され,ぶどう園や果樹園が設けられ,さらに桑の木,クルミの木,オリーブの木が茂っています。(ホセ 14:5-7と比較。)砂岩層の肥えた土壌には松が生い茂っており,さらに標高の高い所では,堂々たる杉の木立が多少見られます。昔はこれらの木々がこの山脈を覆っており,その木材は様々な目的のために使われました。(王一 6:9; 歌 3:9; エゼ 27:5。「杉」を参照。)とねりこ,いとすぎ,ねずの木もまた,レバノン山脈に自生しています。(王一 5:6-8; 王二 19:23; イザ 60:13)この地域に生息している動物には,ジャッカル,ガゼル,ハイエナ,オオカミがいます。古代には,森林はもっと豊かに茂り,野生生物はもっとたくさん生息していました。この地域はライオンやひょうの住みかでした。(歌 4:8; イザ 40:16)「レバノンの香り」として知られていたのは,恐らくその幾つもの大きな森林の香りのことだったのでしょう。―歌 4:11。
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