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エルサレム聖書に対する洞察,第1巻
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ギホンの水を引くため,長年の間に,さらにほかにも地下道や用水路が造られました。一つの用水路はギホンの泉の洞くつの入口から谷に沿って下り,丘の南東の端を回り,ヒンノムの谷と中央の谷つまりテュロペオンの谷の合流地点に位置していた溜め池に達していました。これまでに分かったところによれば,その用水路は平らな石で覆われた溝の形をしており,丘の斜面の所々でトンネルになっていました。所々にある開口部では,谷の下方の段丘のかんがいのために水を汲み出すことができました。この用水路は勾配が1㍍につき4ないし5㍉ほどだったので,水はゆっくりと穏やかに流れました。これは「穏やかに流れるシロアハの水」を思い起こさせます。(イザ 8:6)この用水路は無防備で攻撃されやすかったので,平和と安全の行き渡っていたソロモンの治世中に建設されたものと言われています。
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用水路の池聖書に対する洞察,第2巻
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この池はマソラ本文のネヘミヤ 3章15節では「シェラハの池」と呼ばれています。学者の中には,「シェラハ」を「シロアハ」に修正するべきだと考える人もいます。「シロアハ」とは「送り主」という意味で,池に水を引く用水路もしくは水道を指して用いられています。(イザ 8:6)そのようなわけで,「シェラハ」を訳さないままにしている聖書翻訳もありますが,エルサレム聖書はこの表現を「導水渠の水溜め」と訳出し,新世界訳は「“用水路の池”」としています。
ギホンの泉からキデロンの斜面の等高線に沿って南に延び,今ではビルケト・エル・ハムラーと呼ばれる古代の貯水池で終わっている水道または用水路の遺跡が何か所かで見つかっています。この用水路は一部,石の厚板で覆われていましたが,谷の一部をかんがいするために水を排出できる穴があったようです。「穏やかに流れるシロアハの水」という言葉はこの用水路がなだらかに傾斜していたことを示しているのかもしれません。(イザ 8:6)ビルケト・エル・ハムラーの位置は,「“用水路の池”」が“王の園”の近く,および“ダビデの都市”の南端から下って来る“階段”の近くにあったとするネヘミヤの描写と合致します。
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シロアハ聖書に対する洞察,第1巻
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シロアハ
(Shiloah)[送り主]
シロアハという名前はエルサレムにあった水道または用水路の名前だったようです。ある古代の用水路は,ギホンの泉の洞くつの口からキデロンの谷に下り,南東の丘の端を回って,ヒンノムの谷とテュロペオンの谷の接点にあった池に注いでいました。この用水路の傾斜は1㍍当たり約4ないし5㍉であったため,流れはゆっくりとした穏やかなものでした。この特徴は「穏やかに流れるシロアハの水」という言葉と合致します。この「シロアハの水」は,イザヤ 8章6節では比喩として使われており,真の救いと安全の源を表わしています。
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