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  • 終わりの時の「北の王」
    ものみの塔(研究用)2020 | 5月
    • 8. 終わりの時代の間,誰が南の王ですか。

      8 第1次世界大戦中,米国と英国は強力な軍事同盟を結びました。こうして,英国とその植民地だった米国が英米世界強国になりました。ダニエルの預言にある通り,南の王は「非常に強大な軍隊」をつくり上げていました。(ダニ 11:25)終わりの時代の間,英米同盟が南の王となっています。c では,北の王は誰ですか。

      聖書預言の英米世界強国

      聖書預言の中で,南の王である英米世界強国はいろいろなもので表現されています。

      • 鉄と粘土でできた足。

        鉄と粘土でできた足(ダニ 2:41-43)

      • 幾つもの角を持つ獣の頭。幾つもの角の間から生えてきた小さな角には,目と口がある。

        恐ろしい獣の頭に生えてきた角(ダニ 7:7,8)

      • 10本の角と7つの頭がある野獣。

        野獣の7番目の頭(啓 13:1)

      • 2本の角がある野獣。

        2本の角がある野獣(啓 13:11-15)

      • 英米世界強国を象徴する政府関連の建物。

        「偽預言者」(啓 19:20)

      北の王が再び現れる

      9. 北の王が再び現れたのはいつですか。ダニエル 11章25節はどのように実現しましたか。

      9 1871年,北の王が再び現れました。ラッセル兄弟と仲間たちが聖書研究会をつくった年の翌年です。その年,オットー・フォン・ビスマルクの働きによりドイツ帝国が設立されました。プロイセンの国王ウィルヘルム1世が初代皇帝になり,ビスマルクを初代宰相に任命しました。d その後,ドイツはアフリカや太平洋の国々を植民地として支配するようになり,英国に対抗する勢力になりました。(ダニエル 11:25を読む。)ドイツ帝国は強力な軍隊をつくり上げ,英国に次ぐ規模の海軍を持つまでになりました。第1次世界大戦でドイツは軍事力を振るって敵国と戦いました。

      10. ダニエル 11章25節後半と26節の預言は,どのように実現しましたか。

      10 ダニエルは次に,ドイツ帝国とドイツの軍事力がどうなるかを預言しています。北の王は「立ち続けることができません」。なぜですか。「人々が陰謀を企てるため」です。「彼の美食を食べていた者たちが彼を倒れさせます」。(ダニ 11:25後半,26前半)ダニエルの時代,王の「美食」を食べていた者たちの中には,「王に仕える」役人が含まれていました。(ダニ 1:5)現代では誰のことですか。ドイツ帝国の高官のことです。その中には,皇帝に仕えていた将官や軍事顧問が含まれていました。その人たちの支持を失い,帝政は結局終わりを迎えました。e ダニエルの預言は,帝政が崩壊することだけでなく,南の王との戦いの結果についても予告しています。北の王について,「彼の軍隊は押し流され,大勢が殺されて倒れます」と述べていました。(ダニ 11:26後半)この預言通り,第1次世界大戦でドイツ軍は「押し流され,大勢が殺されて倒れ」ました。その戦争では,それまでのどの戦争よりも大勢の犠牲者が出ました。

  • 終わりの時の「北の王」
    ものみの塔(研究用)2020 | 5月
    • e 高官たちが皇帝を支持するのをやめ,不利な戦況に関する機密情報を漏らし,皇帝に退位を迫ったことなどが,帝政の崩壊につながりました。

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