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イエス・キリストの系図聖書に対する洞察,第1巻
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ルカによるイエスの系図をマタイのそれと比べた場合,ほとんどすべての名が違っているという問題は,ルカがマタイのようにソロモンの家系をたどらず,ダビデの子ナタンを通して続く家系をたどっているという事実ですぐに説明がつきます。(ルカ 3:31; マタ 1:6,7)ルカは明らかにマリアの祖先の系譜を追っており,したがってダビデから続くイエスの生来の血統を示しています。一方,マタイは,イエスが法的にイエスの父となったヨセフを通してソロモンの血統に生まれることにより,ダビデの王座に就く法的な権利を持たれることを示しています。マタイもルカも,ヨセフがイエスの実際の父ではなく,イエスに法的な権利を与えた養父に過ぎないことを示しています。マタイはイエスのところまで来て,その系図の中で一貫して用いてきた手法から離れ,「ヤコブはマリアの夫ヨセフの父となり,このマリアから,キリストと呼ばれるイエスが生まれた」と述べています。(マタ 1:16)マタイが,『ヨセフはイエスの父となった』とは言わず,ヨセフは「マリアの夫」で,『このマリアからイエスが生まれた』と述べていることに注目してください。ルカはもっとはっきり述べており,イエスが実際にマリアによる神のみ子であることをもっと前の箇所で示した後(ルカ 1:32-35),「イエス自身は……人の意見では,ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子」と記しています。―ルカ 3:23。
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ヘリ聖書に対する洞察,第2巻
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ヘリ
(Heli)[「高い(高められる)」を意味するヘブライ語に由来]
マリアの父で,イエス・キリストの母方の祖父に当たると思われます。(ルカ 3:23)ヨセフが「ヘリの子」と呼ばれていることは,彼がヘリの義理の息子であったという意味に解されます。ルカはイエスの母マリアの名前を挙げていませんが,ダビデからマリアまでの生来の血統をたどっているようです。―ルカ 3:31。「イエス・キリストの系図」を参照。
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