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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 物質上のものに対する釣り合いの取れた見方 しかしイエスは身の回りの状況には構わず極端なまでに自己否定の生き方をする苦行者ではありませんでした。(ルカ 7:33,34)何度となく食事への招待や宴会への招待をさえ受けただけでなく,かなり裕福な人々の家を訪問されたこともあります。(ルカ 5:29; 7:36; 14:1; 19:1-6)水を上等のぶどう酒に変えることにより,結婚式の楽しみに寄与されたこともあります。(ヨハ 2:1-10)また,ご自分のために行なわれた良いことを正しく評価されました。ラザロの姉妹マリアがイエスの足に油を塗るため,1ポンドの香油(220㌦以上,あるいは労働者の約1年分の賃金ほどの価値のあるもの)を使ったことでユダが憤りを表わし,その油を売れば益にあずかれたはずの貧しい人々のことを気遣っているふりをした時,イエスはこう言われました。「彼女をそのままにしておきなさい。わたしの埋葬の日を見越して彼女がこの習わしを守れるようにするためです。あなた方にとって,貧しい人たちは常にいますが,わたしは常にはいないからです」。(ヨハ 12:2-8; マル 14:6-9)イエスが捕らえられた時に着ておられた内衣は,「上からそっくり織ったもので」,上質の衣だったようです。(ヨハ 19:23,24)とはいえ,イエスは常に霊的な事柄を第一にし,他の人たちに助言を与えた通り,決して物質上のものに過度の関心を抱いたりはされませんでした。―マタ 6:24-34; 8:20; ルカ 10:38-42。フィリ 4:10-12と比較。

  • ユダ,II
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 聖書にはユダの堕落した歩みの動機について詳しいことは記されていませんが,西暦33年のニサン9日,つまりイエスが亡くなる5日前に起きた事は,問題を理解するのに役立ちます。ベタニヤのらい病人シモンの家で,ラザロの姉妹マリアは300デナリ相当の香油でイエスに油を注ぎました。300デナリというのは,労働者一人のほぼ1年分の賃金でした。(マタ 20:2)ユダは強い反感を抱き,その油なら売ることができ,そのお金を『貧しい人々に施す』こともできたのに,と言いました。他の使徒たちはもっともなことのように思えた点に同意しただけのようですが,イエスは彼らを叱責されました。ユダが異議を唱えた本当の理由は,彼が金箱を預かっていて,彼が「盗人であり」,その箱に入っていた「金を常々くすねていた」ことにありました。ですから,ユダは貪欲で常習的な盗人だったのです。―ヨハ 12:2-7; マタ 26:6-12; マル 14:3-8。

  • 甘松
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 香りが良く,赤みがかった薄い液体であるナルドは,その香りを保存するために,雪花石こう<アラバスター>の容器に入れて密閉されました。これは,柔らかくて,普通は白みがかった,大理石のような石材で,その名前は,これを材料にした器が製造された場所であるエジプトのアラバストロンの名から取られています。マリアがイエス・キリストの「埋葬を見越して」,雪花石こう<アラバスター>の容器からイエスの頭と足に注いだ1ポンドの香油は「本物のナルド」で,300デナリに相当すると値踏みされましたが,それは約1年分の賃金に当たる額でした。(マル 14:3-9; ヨハ 12:3-8; マタ 20:2)この香油がそれほど高価であったことからすると,その原産地は遠く離れたインドであったのかもしれません。

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