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  • 鉛
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 重金属元素の一つで,その比重は11.34です。この鈍い灰色の金属は釣り糸や漁網のおもりとして,また重いふたや覆いにするのに役立ちました。モーセは,エジプト人が紅海に「鉛[ヘ語,オーフェレト]のように沈んだ」ことを,詩の形で意気揚々と歌いました。(出 15:10)使徒 27章28節で『測る』と翻訳されているギリシャ語の動詞(ボリゾー)は,字義通りには「測鉛を投げる」を意味します。アモス 7章7,8節で「下げ振り」と翻訳されているヘブライ語(アナーク)は,「鉛」または「すず」を意味しているのかもしれません。耐久性を持たせたり,読みやすくしたりするために,石に刻み込んだ所へ液状の鉛を流し込むことがありました。この習慣は少なくともヨブの時代には行なわれていました。(ヨブ 19:23,24)イザヤ 41章7節では偶像の製作に関連して「はんだ付け」(ヘ語,デヴェク)のことが述べられています。しかし,はんだが今日のように鉛とすずで作られていたかどうかは知られていません。

  • マルタ,I
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 今日,セント・ポール湾と呼ばれている所はマルタ島の北東岸に位置していますが,西北西の方向に進んでいたのであれば,そこまでマルタ島の他の部分に接触せずにたどり着くことができたでしょう。水夫たちが自分たちは陸に近づいたのではないかと思ったのは,セント・ポール湾の東側から地中海に突き出た岩だらけのコウラ(クーラ)岬に打ち付ける白波の音が水夫たちの訓練された耳に入って来た時だったのかもしれません。彼らが調べた「二十ひろ」および「十五ひろ」(一ひろは1.8㍍に相当)という深さは,19世紀半ばにセント・ポール湾域で測定された水深と基本的に一致しています。―使徒 27:27,28。

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