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カイワン聖書に対する洞察,第1巻
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カイワン
(Kaiwan)
カイワンの名が,「あなた方の神たる星」という表現と並行関係にあることからすると,恐らく星の神と思われます。(アモ 5:26)これはアッカド語の星の名カイマーヌもしくはカイワーヌを意味しているようです。その名はアッカド語の碑文の中にサターン(星の神)の名として出ているからです。マソラ本文では,シックーツ(嫌悪すべきもの)というヘブライ語と対応するよう,この名前に意図的に母音符号が打たれています。「カイワン」は,ギリシャ語セプトゥアギンタ訳の中では,サターンに対応するエジプト語の名称と思われるライファンと訳されています。また,ウェストコットとホートのギリシャ語本文を見ると,使徒 7章43節のステファノの引用の中にロムファという言葉が出ています。―「占星術者」; 「レファン」を参照。
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レファン聖書に対する洞察,第2巻
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レファン
(Rephan)
ステファノがサンヘドリンの前で行なった弁明の中で言及した星の神。(使徒 7:43)ステファノは,多分ギリシャ語セプトゥアギンタ訳からアモス 5章26,27節の言葉を引用して,イスラエルの流刑がレファン(カイワン)のような異国の神々を崇拝した結果であることを示しました。セプトゥアギンタ訳の翻訳者たちは「カイワン」をライファンと訳出しましたが,ウェストコットとホートによるギリシャ語本文の中のステファノの引用にはロムファという言葉が出て来ます。F・J・A・ホートは使徒 7章43節の注の中でこう述べています。「アモス 5章26節の七十訳で用いられている形は[ライファン]または[レファン]で,それはエジプト人のサターン(セブ)の名前の一つである,レパまたはレファに似ている」 ―「ギリシャ語原語による新約聖書」,ウェストコットおよびホート共編,グラーツ,1974年,第2巻,付録,92ページ。「カイワン」; 「占星術者」(モレクと,イスラエルにおける占星術)を参照。
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サクト聖書に対する洞察,第1巻
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サクト
(Sakkuth)
「サクト」は,「あなた方の神たる星」という表現と並行関係にあることからすると,星の神のことかもしれません。(アモ 5:26)この名前はヘブライ語マソラ本文では,「嫌悪すべきもの」という意味のシックーツと対応するように意図的に母音符号が打たれています。サクトは,サターン(星の神)のバビロンでの名称「サクト」(Sakkut)と同一かもしれません。しかし,ギリシャ語セプトゥアギンタ訳では「あなた方の王サクト」という表現が「モロクの天幕」となっており,セプトゥアギンタ訳を引用したと思われるステファノも「モロクの天幕」という言葉を用いました。(使徒 7:43)このことからすると,「サクト」はモロクの偶像の安置された移動式の聖堂,つまり天幕か仮小屋だったのかもしれません。―「占星術者」(モレクと,イスラエルにおける占星術)を参照。
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星聖書に対する洞察,第2巻
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星の崇拝 星の崇拝は古代中東の諸国民の間で広く行なわれていましたが,神の忠実な僕たちが持っていた聖書的な見方は,そのような天体は神の法則と制御のもとに置かれた物体であり,人間を支配しているのではなく,むしろ光体として,また時を表示するものとしての役割を果たしているにすぎないという見方でした。(創 1:14-18; 詩 136:3,7-9; 148:3)モーセは,まことの神エホバの表象を作らないようイスラエルに警告した時,たぶらかされて太陽や月や星の崇拝に陥ってはならない,と彼らに命じました。「それらは,あなたの神エホバが全天下のすべての民に振り分けられたもの」でした。(申 4:15-20。王二 17:16; 21:5; 23:5; ゼパ 1:4,5と比較。)異教の諸国民は,自分たちの特定の神を特定の星と同一視することにより,それらの天体を国家主義的な見地から見ていました。背教したイスラエルが崇拝していた神々としてアモス 5章26節に出て来るサクトとカイワンは,土星のバビロニア名であると考えられており,ステファノがその聖句を引用した箇所ではレファンと呼ばれています。(使徒 7:42,43)星の崇拝は特にバビロンで顕著でしたが,バビロンが滅びた時に無価値なことが示されました。―イザ 47:12-15。
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