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「見えない方」を見ていますかものみの塔 2014 | 4月15日
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10. (イ)西暦前1513年のニサンの月,エホバはイスラエル人にどんな指示を与えましたか。(ロ)モーセが神の指示に従ったのはなぜですか。
10 西暦前1513年のニサンの月,エホバはモーセとアロンに,次のような指示をイスラエル人に伝えるよう命じます。きずのない雄羊かやぎを選んでほふり,その血を戸口に掛けるように,という異例の指示でした。(出 12:3-7)モーセはどうしましたか。使徒パウロはこう書いています。「信仰によって,彼は過ぎ越しと血を掛けることとを執り行ない,滅ぼす者が自分たちの初子に触れないようにしました」。(ヘブ 11:28)エホバが信頼できる方であることを知っていたモーセは,エジプトの長子を殺すというエホバの約束に信仰を働かせました。
11. モーセはなぜイスラエル人に警告を与えましたか。
11 モーセは仲間を愛していました。自分の息子たちは,遠く離れた安全なミディアンにいたようですが,神の命令どおり,長子が危険にさらされていたイスラエル人の家族に警告を伝えました。(出 18:1-6)モーセは長子の命を「滅ぼす者」a から救うため,直ちに「イスラエルのすべての年長者を呼んで」,「過ぎ越しのいけにえをほふりなさい」と言います。―出 12:21。
12. エホバは,どんな重要な音信を伝えるよう,わたしたちに命じておられますか。
12 今エホバの民は,み使いに導かれ,次の重要な音信を伝えています。「神を恐れ,神に栄光を帰せよ。神による裁きの時が到来したからである。それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」。(啓 14:7)今こそ,その音信をふれ告げるべき時です。大いなるバビロンから出て,「彼女の災厄を共に受けること」がないよう,隣人に警告すべきです。(啓 18:4)「ほかの羊」は油そそがれた者たちと共に,神から疎外された人たちに,「神と和解」するように勧めます。―ヨハ 10:16。コリ二 5:20。
エホバの約束に対する信仰があれば,良いたよりを伝えたいと,いっそう強く願うようになる(13節を参照)
13. どうすれば,良いたよりを伝えたいと,いっそう強く願うようになりますか。
13 わたしたちは,「裁きの時」が到来したことを確信しています。また,宣べ伝えて弟子を作る業が,エホバの言われるように緊急なものであることも信じています。ヨハネは幻の中で,「四人のみ使いが地の四隅に立ち,地の四方の風をしっかり押さえて,地にも海にも,またどの木にも風が吹かないようにしているのを見」ました。(啓 7:1)あなたは,この世界に大患難の破壊的な風をまさに解き放とうとしているそのみ使いたちを,信仰の目で見ていますか。そうするなら,確信をもって良いたよりを伝えることができるでしょう。
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「見えない方」を見ていますかものみの塔 2014 | 4月15日
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a エホバはエジプト人に裁きを執行するため,み使いたちを遣わしたものと思われます。―詩 78:49-51。
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