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ヘブライ人への手紙聖書に対する洞察,第2巻
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さらに使徒パウロは,この大祭司が「もろもろの天を通(り)」,天的な事柄の描画にすぎない単なる地上の天幕や建物ではなく,まさに神のみ前に出てくださった,と論じています。(ヘブ 4:14; 8:1; 9:9,10,24)キリストはご自分の完全で罪のない犠牲を携えて,繰り返しではなく,ただ一度だけみ前に出る必要がありました。(7:26-28; 9:25-28)また,アロンの家系の祭司たちとは異なり後継者は持たず,ご自分が仕える人々を完全に救うため,永久に生き続けます。(7:15-17,23-25)キリストはエレミヤを通して予告された勝った契約の仲介者であられ,その契約のもとで罪は本当に許され,良心の清められることが可能になります。それは律法が決して成し遂げることのできなかった事柄でした。律法契約の基本法であった十の言葉は石に書き記されましたが,新しい契約の律法は心に書き記されました。エレミヤによるエホバのこの預言的な言葉によって律法契約は廃れたものとされ,やがて消えてゆきます。―8:6-13; エレ 31:31-34; 申 4:13; 10:4。
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