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イエス・キリストの「名を信ずる」信仰は,どうして命をもたらすのかものみの塔 1973 | 5月15日
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1世紀の終わりごろ,使徒ヨハネはイエス・キリストの仲間の追随者に,『神の子の名を信ずる汝らに……自らとこしえの命をもつことを知らしめんためなり』と書き送りました。(ヨハネ第一 5:13)それより半世紀以上も前に,使徒ペテロはユダヤ最高法廷つまりサンヘドリンに対して次のように語りました。『ほかの者によりては救いを得ることなし,天の下には我らの頼りて救わるべきほかの名を,人に賜いしことなければなり』― 使行 4:12。
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イエス・キリストの「名を信ずる」信仰は,どうして命をもたらすのかものみの塔 1973 | 5月15日
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その「名」が包含するもの
ある人の名前しか知らないなら,その人を信ずることができないのは明らかです。それは,単に薬の名前を知っているだけでは,ある病気を治す薬剤の効能を信ずることができないのと同じです。命をもたらす信仰とは実際には,「イエス・キリスト」という名前を構成している単なることばを信ずるのではなくて,その名によって明らかにされているかたを信ずることです。使徒ヨハネはこのことを示しています。ヨハネが自分の著わした福音書について,それがしるされたのは『汝らをしてイエスの神の子キリストたることを信ぜしめ,信じて御名によりて命を得しめんがため』であると述べているのはそのためです。(ヨハネ 20:31)ですから,命を救うそうした信仰を持つには,神のことば聖書と,それが神のみ子,メシヤつまりキリストについて述べている事がらすべてとに関する知識が肝要です。あなたはそうした知識をお持ちですか。
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