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火の湖とは何ですか。地獄やゲヘナと同じものですか聖書 Q&A
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悪魔。(啓示 20:10)悪魔は霊の存在なので,文字どおりの火で害を受けることはありません。―出エジプト記 3:2。裁き人 13:20。
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火の湖とは何ですか。地獄やゲヘナと同じものですか聖書 Q&A
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どのようにして「昼も夜も限りなく永久に責め苦に遭う」のか
火の湖が滅びの象徴であるなら,悪魔や野獣や偽預言者が「昼も夜も限りなく永久に責め苦に遭う」と聖書に述べられているのはなぜでしょうか。(啓示 20:10)この責め苦が文字どおりのものではないと言える理由を4つ考えましょう。
悪魔が永久に責め苦に遭うためには,永遠に生きなければなりません。しかし,聖書によると,悪魔は無に帰せしめられる,つまり存在しなくなります。―ヘブライ 2:14。
永遠の命は神からの贈り物であって,処罰ではありません。―ローマ 6:23。
野獣と偽預言者は象徴なので,文字どおり責め苦に遭うことはありません。
聖書の文脈から,悪魔の受ける責め苦は永遠の拘束つまり滅びを意味していることが分かります。
聖書で「責め苦」と訳されている語には,「拘束された状態」という意味もあります。例えば,マタイ 18章34節で使われている「責め苦に遭わせる者たち」というギリシャ語が,多くの翻訳で「牢番(ろうばん)たち」と訳されていることから,「責め苦」と「拘束」に関連のあることが分かります。同じように,マタイ 8章29節とルカ 8章30,31節の並行記述では,「責め苦」と「底知れぬ深み」が同じものとして扱われています。「底知れぬ深み」は,完全な無活動状態もしくは死を表わす比喩的な場所です。(ローマ 10:7。啓示 20:1,3)「啓示」の書では「責め苦」という言葉が何度か象徴的な意味で用いられています。―啓示 9:5; 11:10; 18:7,10。
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