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人間の古い秩序が神の新秩序に道を譲る時!世の苦難からの人間の救いは近い!
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15-19 大いなるバビロンが滅ぼされる時,だれの間には喜びがありますか。使徒ヨハネはこのことについて何と書きましたか。
15 大いなるバビロンにとって神の手から臨む災厄の一つは「嘆き」ですが,エホバ神とその清い崇拝の側にいる人たちは大いなる喜びを経験します。霊感を受けた使徒ヨハネはエホバの崇拝者の側のこの喜びを描写しています。「大いなる都市バビロンが投げ落とされ,二度と見いだされ」なくなる預言的な光景を見た後,使徒ヨハネはこう書いています。
16 「これらのことののち,わたしは大群衆の上げる大きな声のようなものを天に聞いた。彼らは言った,『あなたがたはヤハを賛美せよ[ギリシャ語,ハレルヤ]! 救いと栄光と力はわたしたちの神のものである。その裁きは真実で義にかなっているからである。神は,その淫行によって地を腐敗させた大娼婦に裁きを執行し,ご自分の奴隷たちの血について報復をなし,それを彼女の手から要求された』。そしてすぐ,彼らは再びこう言った。『あなたがたはヤハを賛美せよ[ハレルヤ]! そして,彼女から出る煙はかぎりなく永久に上りつづけるのである』」。
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人間の古い秩序が神の新秩序に道を譲る時!世の苦難からの人間の救いは近い!
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20 エホバをそのように賛美する事態はどこで起きますか。しかし,ほかにだれが加わりますか。
20 エホバが予告された裁きを「大娼婦」に対して執行されたゆえにこのように賛美されている様はすべて,明らかに天で,それも聖なるみ使いたちの間で起きている事として表わされています。しかし,三度目のハレルヤという叫びが上がった後に天のみ座から聞こえてきた声はこう言いました。「神を恐れるそのすべての奴隷たちよ,小なる者も大なる者も,わたしたちの神を賛美せよ」。み座から出るこの命令には,「大娼婦」大いなるバビロンの滅びの後,地上になおとどまっている,ヤハ・エホバの「奴隷たち」のことが含まれています。それらの「奴隷たち」は,もっと前に天から出された神からの命令に服した人たちです。「わたしの民よ,彼女の罪にあずかることを望まず,彼女の災厄をともに受けることを望まないなら,彼女から出なさい。彼女の罪は重なり加わって天に達し,神は彼女の数々の不正な行為を思い出されたのである。彼女自身が返したとおりに彼女に返し,二倍を,つまり,彼女が行なったことの二倍を彼女に行ないなさい。彼女が混ぜ物を入れた杯に,二倍の混ぜ物を彼女のために入れなさい。彼女が自分に栄光を帰し,恥知らずのおごりのうちに暮らしたその分だけ,彼女に責め苦と嘆きを与えなさい」― 啓示 18:4-7。
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