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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 人類は地上で完全性を取り戻す 「あなたのご意志が天におけると同じように,地上においてもなされますように」という祈りによれば,地球というこの惑星は,神の目的が達成される際の力と影響を十分に受けることになっています。(マタ 6:10)サタンの支配下にある邪悪な体制は滅ぼされてしまいます。生き残って従順に信仰を実証し続ける人たちからは,すべての欠点や欠陥が除去されるので,後に残るものは,優良さ,完全無欠,健全さなどに関する神の規準にかなったものとなります。これに地上の状態の完全さや被造物である人間の完全さが含まれることは,啓示 5章9,10節から見て明らかです。その箇所では,『神のために買い取られた』人たちが(啓 14:1,3と比較),「わたしたちの神に対して王国また祭司と(なり)地に対し王として支配する」と述べられています。律法契約のもとでは,祭司たちには神のみ前で人々を代表して犠牲をささげる務めがあっただけでなく,国民の身体的な健康を守ったり,汚れた人たちを清める儀式を執り行なったり,らい病の場合,いやされたかどうかを判断したりする責務も課せられていました。(レビ 13-15章)それだけでなく,祭司職には民を精神的に,また霊的に高揚させたり,健康を保たせたりするのを助ける責任もありました。(申 17:8-13; マラ 2:7)律法には「来たるべき良い事柄の影」としての役割がありましたから,キリスト・イエスのもとでその千年統治の期間中(啓 20:4-6)機能する天の祭司職も同様の業を行なうことが期待されます。―ヘブ 10:1。

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    聖書に対する洞察,第2巻
    • 不敬虔な世は終わり,人類は存続する したがって,イエスがそのために死なれたコスモスは,単に人間家族とみなされる人類の世,つまり肉なるすべての人間を意味しているに違いありません。(ヨハ 3:16,17)神から疎外された人間社会という意味での,神に対して実際に敵対関係にある世について言えば,イエスはそのような世のためには祈らず,その世から出てご自分に信仰を置いた人々のためにのみ祈られました。(ヨハ 17:8,9)イエスは,大洪水の際に肉なる人間が不敬虔な人間社会である世の滅びを生き延びたように,ご自分がその大洪水になぞらえた大患難をも,肉なる人間は生き延びることを示されました。(マタ 24:21,22,36-39。啓 7:9-17と比較。)事実,「世の王国」(人類の王国を意味すると思われる)は,「わたしたちの主とそのキリストの王国」となることが約束されており,キリストと共にその天の王国で統治する人々は「地に対し王として支配する」ことになっています。したがって,死に絶えた,サタンに支配された不敬虔な人間社会とは別の人類に対して支配するのです。―啓 11:15; 5:9,10。

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