若い人は尋ねる
聖書はプラスになる? パート2: 読み方変えると面白くなる
10代のウィルはこう言います。「聖書なんてつまらないと思う人は,本当の読み方を知らないだけです」。
聖書を楽しく読む,とっておきの方法を知りたいですか。この記事を読むと,聖書を読んでみたくなるかもしれません。
聖句に命を吹き込もう
その場面に自分を置いてみましょう。例えば:
気になる聖書の記述を選びます。特定の出来事でもいいですし,福音書を数章選ぶのも悪くありません。jw.orgにある劇形式の聖書朗読から選ぶのも一案です。
その記述を読みます。1人で読むのもいいですし,友達や家族と一緒に朗読するのも悪くありません。その場合,ナレーションとセリフで分けて読んでみるのも一案です。
試してみましょう。
読んだ内容をイラストにする。流れが分かるよう,漫画にするのもおすすめです。吹き出しをつけて,セリフを入れてみましょう。
書き出してみる。例えば,信仰が強い人について読んでいる場合,その人がどんな人で,何をして,どんな祝福につながったかをまとめてみましょう。
ニュース記事にする。いろいろな視点からその“事件”をリポートし,メインキャラクターや目撃者への“インタビュー”を載せてみましょう。
よく考えずに決定をしてしまった人が登場する場合,どうすることもできたかイメージする。例えば,ペテロがイエスを「知らない」と言った場面を読んで,どうしていれば良かったか考えてみましょう。(マルコ 14:66-72)
気分が乗ってアイデアがどんどん出てくるような時は,オリジナルドラマに挑戦してみる。教訓が引き立つような脚本を考えてみましょう。(ローマ 15:4)
調査,調査,調査!
細かい点を掘り下げていくと,宝物が見つかることもあります。ちょっとした言葉の違いに大きな意味があったりするものです。
一例として,マタイ 28章7節とマルコ 16章7節を比較してみましょう。
マルコが,イエスは弟子たち「とペテロ」に現われる,と詳しく書いたのはなぜだろう?
ヒント: マルコはこの出来事を実際に見たわけではなく,ペテロから話を聞いたようです。
隠れた宝物: なぜペテロは,イエスが自分に会いたがっていることを知ってほっとしたのでしょうか。(マルコ 14:66-72)イエスはペテロの本当の友達であることをどのように示しましたか。どうしたらイエスのように,だれかと本当の友達になれるでしょうか。
聖句に命を吹き込み,細かい点まで調査をすると,聖書を読むのが楽しくなります!