13 「あなたは殺さつ人じんをしてはならない*+。

12 それで，それらの都と市しはあなた方がたのために血ちの復ふくしゅう者しゃ*+からの避ひ難なん所じょとなるのである。これは，人ひとを殺ころした者ものが，裁さばきのため集しゅう会かいの前まえに立たつまでに死しぬことのないためである+。

30 「『魂たましいを打うって死しに至いたらせた者ものは皆みな，証しょう人にんたちの口くちにより+殺さつ人じん者しゃ+として殺ころされるべきであるが，ただ一人ひとりの証しょう人にんが彼かれを責せめる証しょう言げんを行おこなってその魂たましいを死しに至いたらせることがあってはいけない。

6 そうしなければ，血ちの復ふくしゅう者しゃ*+は，その心こころが熱ねっするゆえに，その殺さつ人じん者しゃの跡あとを追おい，その者ものに追おいつくことになるかもしれない。その道みちは長ながいからである。そうして，彼かれの魂たましいを打うって死しなせる*ことになるかもしれない。しかし，その者ものに対たいして死しの宣せん告こくはないのである+。以い前ぜんからその人ひとを憎にくんでいたのではないからである。

11 まして，邪じゃ悪あくな者ものども+が，ひとりの義ぎ人じんをその家いえで，しかもその寝ね床どこの上うえで殺ころしたときはなおさらではないか。だから今いま，わたしは彼かれの血ちをお前まえたちの手てに求もとめ+，お前まえたちを地ちから一いっ掃そうすべきではないか+」。

30 またその時とき，人ひとの子こ+のしるしが天てんに現あらわれます。そしてその時とき，地ちのすべての部ぶ族ぞくは嘆なげきのあまり身みを打うちたたき+，彼かれらは，人ひとの子こが力ちからと大おおいなる栄えい光こうを伴ともない*，天てんの雲くもに乗のって来くる*のを見みるでしょう+。

8 しかし，憶おく病びょうな者もの，信しん仰こうのない者もの+，不ふ潔けつで嫌けん悪おすべき者もの+，殺さつ人じんをする者もの+，淫いん行こうの者もの+，心しん霊れい術じゅつを行おこなう者もの*，偶ぐう像ぞうを礼れい拝はいする者もの+，またすべての偽いつわり者もの+については，その分ぶんは火ひ+と硫い黄おう+で燃もえる湖みずうみの中なかにあるであろう。これは第だい二にの死し+を表あらわしている*」。