読者の声
ダウン症
私は25年間「目ざめよ!」誌を愛読していますが,私自身にとってこれほど身近な問題を取り上げた記事を読んだのはこれが初めてです。私は22歳のダウン症の息子を持つ母親です。バレリちゃんに関する記事をフランス語版で何度も読み返しました。(日本語版,1984年4月22日号)その記事は,22年間私を苦しめていた罪悪感や恥ずかしいという気持ち,また失敗したという気持ちを克服する助けになりました。バレリちゃんのご両親はとても率直にご自分の気持ちを語っておられましたので,私もその正直さに心を打たれ,施設に入っている息子のために何かもっと積極的にしてやれることはないか,改めて考えてみました。この思いがけないご援助に感謝いたします。現在は正しい方向に歩んでいます。
匿名 フランス
同性愛
私は少年時代に女性になりたいといつも考えていました。その結果,同性愛者になってしまいました。私が通っていた教会は私に,自分が望んでいる役割を果たすことを勧めました。そこで私はイヤリングをつけるために耳に穴をあけ,胸を豊かにするためにホルモン剤を服用し,女性の衣服を身に着けるようになりました。エホバの証人である私の姉は,同性愛行為を罪とする聖句を見せてくれましたが,私はただ,聖書なんか信じていない,と答えました。姉は何冊かの雑誌をくれましたが,それらの雑誌の中に,私と同じような状況にあった男性の話の載っている「目ざめよ!」誌がありました。(1980年9月22日号)その人は同性愛行為をやめることができたということでした。私はそのことを心に留めて聖書を調べるようになり,祈りの力を学びました。そのうちに家庭聖書研究を始め,同性愛行為をやめることができました。現在ではエホバの献身した僕です。「目ざめよ!」誌に,また他の援助すべてに感謝しています。
J・R ブラジル
家を出ることについて
「若い人は尋ねる……『家を出ないで,一体どうして大人になれるだろうか』」という記事に深く感謝しています。(1984年12月8日号)私は若い人たちがみんなあの記事を読み,自分に当てはめて考えてみるように祈ります。私は大人になるために家を出たのですが,そのことを考える度に後悔しています。私を本当に愛し,私の将来を心配してくれている人々の助けを得て大人になるほうがどんなに易しいか,考えないわけにはゆきません。私は若い人々に,家にとどまって学べるだけ学ぶよう忠告したいと思います。そうすれば時が来て本当に大人になったときには,自活してゆくのがずっと易しくまた楽しいものになるでしょう。
A・H 米国ネバダ州
接触を保つ
家を遠く離れて宣教者として奉仕している私たちにとって,「あなたは接触を保ちますか」は特にありがたい記事でした。(1985年1月8日号)親族や友人から手紙をもらうと本当にうれしいものです。だれかに覚えられているということを知ると大きな励ましになります。遠く離れた所に住む親族が,家からたよりを受け取って喜びに顔を輝かせているところを見ることができれば,もっと多くの人が時間を割いて手紙を書く気になると思います。優れた内容の,考えさせられる記事を本当にありがとうございました。
M・SおよびC・S セネガル