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イエス 道,真理,命
イ道 36章 92ページ–93ページ 7節
士官が重体の奴隷を見守っているところ。その絵の後方: ユダヤ人の長老たちがイエスに話しているところ

36章

百ひゃく人にん隊たい長ちょうの立りっ派ぱな信しん仰こう

マタイ 8:5-13 ルカ 7:1-10

  • 士し官かんの奴ど隷れいが癒いやされる

  • 信しん仰こうがある人ひとは祝しゅく福ふくされる

ユダヤ人の長老たちがイエスに話しているところ

イエスは山さん上じょうの垂すい訓くんの後のち,カペルナウムの町まちに行いきます。すると,ユダヤ人じんの長ちょう老ろうたちが近ちかづいてきます。ローマ軍ぐんの士し官かんである百ひゃく人にん隊たい長ちょうから派は遣けんされたのです。

その士し官かんの大たい切せつな召めし使つかいが重おもい病びょう気きで死しにかかっています。士し官かんは異い国こく人じんですが,イエスに助たすけを求もとめています。ユダヤ人じんの長ちょう老ろうたちは,士し官かんの召めし使つかいが「体からだがまひして家いえで寝ね込こんでおり,ひどく苦くるしんで」いると話はなします。きっと激はげしい痛いたみがあるのでしょう。(マタイ 8:6)長ちょう老ろうたちはイエスに,士し官かんは「私わたしたちの民たみを愛あいして,会かい堂どうを建たててくれ」たので,ぜひこの人ひとを助たすけてあげてほしいと頼たのみます。(ルカ 7:4,5)

士官の家の近くまで来たイエスに,士官の友人たちが会いに来たところ

イエスは長ちょう老ろうたちと一いっ緒しょに士し官かんの家いえに向むけてすぐに出しゅっ発ぱつします。イエスが家いえの近ちかくまで来きた時とき,士し官かんは次つぎのように伝つたえるため友ゆう人じんたちを派は遣けんします。「閣かっ下か,わざわざ私わたしのような者ものの家いえに来きていただくには及およびません。それに,私わたしはあなたの元もとに伺うかがうにはふさわしくない者ものだと思おもいました」。(ルカ 7:6,7)士し官かんは人ひとに命めい令れいすることに慣なれているはずですが,何なんと謙けん遜そんなのでしょう。普ふ通つうローマ人じんは奴ど隷れいを厳きびしく扱あつかいますが,この人ひとは違ちがっています。(マタイ 8:9)

士し官かんは,ユダヤ人じんが別べつの人じん種しゅの人ひとと交こう友ゆうを持もたないことを知しっているのでしょう。(使し徒と 10:28)そのためと思おもわれますが,士し官かんは友ゆう人じんたちを通とおしてイエスにこう頼たのみます。「ただ一ひと言こと言いってくださり,私わたしの召めし使つかいが癒いやされるようにしてください」。(ルカ 7:7)

イエスはとても驚おどろき,「あなたたちに言いいますが,イスラエルでもこれほどの信しん仰こうは見みたことがありません」と言いいます。(ルカ 7:9)士し官かんの家いえに戻もどった友ゆう人じんたちは,重じゅう体たいだった奴ど隷れいが無ぶ事じに回かい復ふくしたことを知しります。

イエスはこの癒いやしを行おこなった後のち,ユダヤ人じんではない人ひとたちの信しん仰こうが報むくわれることを次つぎのように保ほ証しょうします。「大おお勢ぜいの人ひとが東ひがしや西にしから来きて,天てんの王おう国こくでアブラハム,イサク,ヤコブと共ともに食しょく卓たくに着ついて横よこになります」。不ふ忠ちゅう実じつなユダヤ人じんはどうなりますか。イエスによると,彼かれらは「外そとの闇やみに放ほうり出だされ,そこで泣なき悲かなしんだり歯はぎしりしたりします」。(マタイ 8:11,12)

ユダヤ人じんはキリストと共ともに王おう国こくの一いち員いんとなる機き会かいを最さい初しょに与あたえられました。しかし,それを受うけ入いれないなら,神かみから退しりぞけられます。その代かわりに,異い国こく人じんが「天てんの王おう国こくで」いわば食しょく卓たくに着ついて横よこになります。

  • ユダヤ人じんたちが異い国こく人じんの士し官かんから派は遣けんされてイエスに頼たのみ事ごとをしたのはなぜですか。

  • 士し官かんはイエスに,家いえまで来きていただかなくてもよいと言いいました。それはなぜだと考かんがえられますか。

  • イエスは異い国こく人じんにどんな希き望ぼうがあることを示しめしましたか。

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