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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2015
塔15 7/1 12–14ページ
聖書を読んで黙想している男性

神に喜ばれる人になれますか

あなたは聖書中で高く評価されている人物についての記述を読んで,「自分はこうはなれない」と思ったことはありますか。「自分はとがめのない,義にかなった人物ではないし,いつも正しいことができるわけではない」と考えるかもしれません。

忠実なヨブ

ヨブは「とがめがなく,廉直」だった。―ヨブ 1:1

族長ヨブは「とがめがなく,廉直」な人と述べられています。(ヨブ 1:1)ロトは「義人」と呼ばれています。(ペテロ第二 2:8)そしてダビデは,神の目に「正しいことだけを行な」ったと言われています。(列王第一 14:8)では,これからこの3人について,さらに詳しく見てみましょう。その際,以下の3つの点を考えます。(1)彼らは間違いを犯した,(2)彼らの例から多くのことを学べる,(3)不完全な人間が本当に神を喜ばせることができる,という点です。

彼らは間違いを犯した

ロトとその娘たち

「[神は]無法な人々の放縦でみだらな行ないに大いに苦しんでいた義人ロトを救い出された」。―ペテロ第二 2:7

ヨブは不公平と思える一連の苦難に直面しました。そのため,自分が神に信仰を保っても,保たなくても,神は気に留めないという思い違いをしました。(ヨブ 9:20-22)自分が義にかなっていると固く信じていたため,ヨブの語る言葉は,神より自分のほうが義にかなっていると主張しているように聞こえました。―ヨブ 32:1,2; 35:1,2。

ロトは非常に簡単な決定を下すことをためらいました。ソドムとゴモラの住人の甚だしい不道徳に悩まされていたロトは,彼らの行ないゆえに「自分の義なる魂に堪えがたい苦痛を味わってい」ました。(ペテロ第二 2:8)神は,それら邪悪な都市を滅ぼすと告げ,ロトとその家族に救出の機会を与えられました。あなたは,ロトは苦痛を味わっていたのだから,最初に逃げたはずだと思われるかもしれません。しかし,この大事な時に,ロトはぐずぐずしていたのです。ロトとその家族の救出のために遣わされたみ使いたちが,彼らの手をつかんで,都市の外に安全に連れ出す必要がありました。―創世記 19:15,16。

ダビデ王

ダビデは「[神]の目に正しいことだけを行ない,心をつくして[神]に従って歩んだ」。―列王第一 14:8

ダビデはある時,自制心を欠き,他人の妻と姦淫を犯しました。そしてなんと,それを隠すために彼女の夫を殺させたのです。(サムエル第二 11章)ダビデのした事は「エホバの目には明らかに悪いことであった」と聖書は述べています。―サムエル第二 11:27。

ヨブ,ロト,ダビデは3人とも間違いをおかし,その中には非常に重大なものもありました。しかし,これから見ていきますが,彼らは全き心で神に従順に仕えたいと願っていました。また,後悔しており,必要な変化を遂げたいという気持ちがありました。それで神は好意を示されました。聖書の中でも3人は忠実な人として述べられています。

わたしたちは何を学べるか

わたしたちは不完全な人間なので,間違いをおかすことは避けられません。(ローマ 3:23)しかし,そうした場合,それを後悔している気持ちを表わし,物事を正すためにできることを何でも行なう必要があります。

聖書を研究しながらノートをとっている男性

ヨブ,ロト,ダビデの3人はどのようにして間違いを正したでしょうか。ヨブは実際には忠誠の人でした。神に教え諭された後,間違った考え方を正し,発言を撤回しました。(ヨブ 42:6)ロトについて言えば,ソドムとゴモラの人々の不道徳な行ないに関する見方は,神の規準と全く一致していました。緊急感を一時的に失ってしまったのが問題だったのです。最終的に,ロトは罪に定められた都市から逃げて神の裁きを免れました。また従順に,後に残してきたものを振り返って見ることすらしませんでした。ダビデは,神の律法を破る重大な間違いをおかしました。しかし,心からの誠実な悔い改めを示し,神に憐れみを求めました。―詩編 51編。

神はこれらの人々を好意を持ってご覧になりましたが,それは不完全な人間に対し,過度の期待をされないからです。「わたしたちの造りをよくご存じであり,わたしたちが塵であることを覚えておられ」ます。(詩編 103:14)では,わたしたちが間違いをおかすことを知っておられるのなら,わたしたちに何を期待しているのでしょうか。

神は「わたしたちの造りをよくご存じであり,わたしたちが塵であることを覚えておられる」。―詩編 103:14

不完全な人間はどうすれば神を喜ばせることができるか

ダビデが息子ソロモンに語った助言は,わたしたちがどのように神を喜ばせることができるか,その手がかりを与えています。「我が子ソロモンよ,あなたはあなたの父の神を知り,全き心と喜ばしい魂とをもって神に仕えるように」という助言です。(歴代第一 28:9)全き心とは何でしょうか。それは神を愛し,神のご意志を知って行ないたいと願う心です。それは完全な心ではありませんが,神に従順に仕えたいと切望し進んで調整を受け入れる心です。神に対する愛と従順でありたいという願いが,ヨブを「とがめがな」い人,ロトを「義人」,そしてダビデを,神の目に「正しいことだけを行な」った人にならせました。3人は間違いをおかしましたが,神を喜ばせることができました。

全き心とは,神のご意志に敏感で,神に従順に仕えたいという強い願いに動かされた心です

それで,願ってもいない悪いことを考えたり,後悔するようなことを言ったり,行なったりしてしまったなら,今学んだ3人の例から励みを得ましょう。神は,わたしたちが今のところ完全にはなれないことを知っています。それでもわたしたちに,ご自分を愛し,従順であるよう望んでおられます。もし,この点で全き心を持っているなら,わたしたちも神に喜ばれる人になることができるのです。

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