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  • 塔研19 6月号 2–7ページ
  • 「気をつけなさい。……あなた方をえじきとして連れ去る者がいるかもしれません」

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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2019
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2019
塔研19 6月号 2–7ページ

研究記事23

「気きをつけなさい。……あなた方がたをえじきとして連つれ去さる者ものがいるかもしれません」

「気きをつけなさい。もしかすると,人にん間げんの伝でん統とうにしたがい,……哲てつ学がくやむなしい欺あざむきにより,あなた方がたをえじきとして連つれ去さる者ものがいるかもしれません」。コロサイ 2:8

96番ばんの歌うた 神かみからの貴き重ちょうな本ほん

何なにを学まなぶかa

1. コロサイ 2章しょう4,8節せつによると,サタンはどのようにしてわたしたちの考かんがえ方かたに影えい響きょうを与あたえようとしますか。

サタンはわたしたちをエホバに背そむかせたいと思おもっています。そのため,わたしたちの考かんがえ方かたに影えい響きょうを与あたえようとします。つまり,わたしたちの思し考こうをとりこにし,自じ分ぶんと同おなじような考かんがえ方かたをさせようとします。また,わたしたちの願ねがいや欲よく望ぼうに付つけ込こみ,圧あつ力りょくをかけたりだましたりして,自じ分ぶんに従したがわせようとします。(コロサイ 2:4,8を読よむ。)

2-3. (ア)コロサイ 2章しょう8節せつにある警けい告こくに注ちゅう意いを払はらうべきなのはなぜですか。(イ)この記き事じではどんなことを学まなびますか。

2 わたしたちは本ほん当とうに,サタンに惑まどわされる重じゅう大だいな危き険けんにさらされているのでしょうか。そのとおりです。コロサイ 2章しょう8節せつにある警けい告こくは,神かみに仕つかえていない人ひとたちに与あたえられたのではありません。聖せい霊れいで油あぶらそそがれたクリスチャンに与あたえられたのです。(コロ 1:2,5)当とう時じの人ひとたちは危き険けんにさらされていましたが,現げん在ざいのわたしたちはもっと大おおきな危き険けんにさらされています。(コリ一いち 10:12)天てんから地ちに投なげ落おとされたサタンが,神かみに忠ちゅう実じつに仕つかえる人ひとたちを惑まどわそうと躍やっ起きになっているからです。(啓けい 12:9,12,17)また今こん日にち,邪じゃ悪あくな人ひとたちやかたりを働はたらく人ひとたちは「いよいよ悪あくに」進すすんでいます。(テモ二に 3:1,13)

3 この記き事じでは,サタンがわたしたちの考かんがえ方かたに影えい響きょうを与あたえるために,どのように「むなしい欺あざむき」を使つかっているかを学まなびます。特とくに,3つの「策さく略りゃく」つまり「ずる賢がしこい行こう為い」を取とり上あげます。(エフェ 6:11; 脚きゃく注ちゅう)わたしたちの考かんがえ方かたもその策さく略りゃくの影えい響きょうを受うけている場ば合あいがあります。次つぎの記き事じでは,そのような場ば合あいに,どうすれば考かんがえ方かたを正ただせるかを学まなびます。ではまず,約やく束そくの地ちに入はいったイスラエル人じんをサタンがどのように惑まどわしたかを考かんがえましょう。

偶ぐう像ぞう礼れい拝はいを行おこなうよう誘ゆう惑わくする

4-6. 申しん命めい記き 11章しょう10-15節せつによると,イスラエル人じんは約やく束そくの地ちに定てい住じゅうした後のち,どんな耕こう作さく方ほう法ほうを取とり入いれる必ひつ要ようがありましたか。

4 サタンは,偶ぐう像ぞう礼れい拝はいを行おこなうようイスラエル人じんを巧たくみに誘ゆう惑わくしました。生いきていくのに必ひつ要ような食しょく糧りょうを得える方ほう法ほうに目めをつけたのです。エジプトにいた時ときには,ナイル川がわから水みずを引ひいて作さく物もつを育そだてていました。でも,約やく束そくの地ちでは,大おおきな河か川せんがなかったので,季き節せつごとの雨あめや露つゆを利り用ようした耕こう作さくが行おこなわれていました。(申しん命めい記き 11:10-15を読よむ。イザ 18:4,5)ですから,イスラエル人じんは新あたらしい耕こう作さく方ほう法ほうを学まなぶ必ひつ要ようがありました。これは簡かん単たんなことではありませんでした。以い前ぜんに農のう耕こうを行おこなっていた人ひとのほとんどは荒こう野やで死しんでいたからです。

イスラエル人がカナン人と交友を持ち,バアル崇拝を行なうよう誘われている。

サタンは,農のう耕こうを行おこなうイスラエル人じんにどんなことを信しんじ込こませましたか。(4-6節せつを参さん照しょう。)b

5 エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちに,彼かれらの状じょう況きょうが変へん化かしたことを説せつ明めいされました。その後ご,一いっ見けん,農のう耕こうには関かん係けいないように思おもえる次つぎの警けい告こくを与あたえました。「自じ分ぶんに気きを付つけて,あなた方がたの心こころがいざなわれることのないように,それて行いってほかの神かみ々がみを崇すう拝はいし,それに身みをかがめたりすることのないようにしなさい」。(申しん 11:16,17)エホバはイスラエル人じんに,新あたらしい耕こう作さく方ほう法ほうを取とり入いれる必ひつ要ようがあることを話はなした時とき,偽いつわりの神かみ々がみを崇すう拝はいしないよう警けい告こくしました。それはなぜでしょうか。

6 エホバは,イスラエル人じんが近きん隣りんに住すむ異い教きょうの民たみからその土と地ちの耕こう作さく方ほう法ほうを学まなびたくなることを見み通とおしておられました。もちろん,カナン人じんはイスラエル人じんよりも農のう耕こうの経けい験けんが豊ゆたかで,役やく立だつ技ぎ術じゅつを持もっていました。しかし,彼かれらからそれを学まなぶことには危き険けんが伴ともないました。カナン人じんはバアルを崇すう拝はいし,その宗しゅう教きょうに基もとづく考かんがえ方かたをしていました。天てん空くうを所しょ有ゆうし,雨あめを降ふらせてくれるのはバアルだと信しんじていたのです。エホバは,イスラエル人じんがそうした偽いつわりの教おしえにだまされないようにと願ねがっておられました。しかし,イスラエル人じんは何なん度ども,バアルを崇すう拝はいすることを選えらびました。(民みん 25:3,5。裁さば 2:13。王おう一いち 18:18)では,サタンがイスラエル人じんをどのように捕とらえたのかを考かんがえましょう。

サタンがイスラエル人じんを捕とらえるために使つかった3つの策さく略りゃく

7. 約やく束そくの地ちに入はいったイスラエル人じんの信しん仰こうは,どのように試こころみられましたか。

7 サタンが使つかった最さい初しょの策さく略りゃくは,雨あめが降ふってほしいという,イスラエル人じんの自し然ぜんな願ねがいに付つけ込こむことでした。約やく束そくの地ちでは4月がつ後こう半はんから9月がつまでの間あいだ,ほとんど雨あめが降ふりませんでした。作さく物もつを育そだてて生いきていくには雨あめが必ひつ要ようでしたが,その雨あめが降ふり始はじめるのは10月がつごろでした。サタンは,生いきていくためにはカナン人じんの慣かん習しゅうを取とり入いれる必ひつ要ようがある,とイスラエル人じんに信しんじ込こませました。カナン人じんは,神かみ々がみに雨あめを降ふらせてもらうためには一いっ定ていの儀ぎ式しきを行おこなわなければならない,と信しんじていました。エホバへの信しん仰こうが欠かけていたイスラエル人じんも,干かんばつが長なが引びかないようにするには,偽いつわりの神かみバアルをたたえる儀ぎ式しきを行おこなうしかない,と考かんがえました。

8. サタンが使つかった2番ばん目めの策さく略りゃくはどんなものでしたか。説せつ明めいしてください。

8 サタンがイスラエル人じんに対たいして使つかった2番ばん目めの策さく略りゃくは,不ふ道どう徳とくな欲よく望ぼうに付つけ込こむことでした。カナン人じんは神かみ々がみへの崇すう拝はいの一いち部ぶとして,非ひ常じょうに不ふ道どう徳とくなことを行おこないました。神しん殿でんには売ばい春しゅんを行おこなう女じょ性せいや男だん性せいがいました。同どう性せい愛あい行こう為いなど様さま々ざまな性せい的てき不ふ道どう徳とくは容よう認にんされ,普ふ通つうのことと見みられていました。(申しん 23:17,18。王おう一いち 14:24)カナン人じんは,そのような儀ぎ式しきを行おこなえば,神かみ々がみが豊ほう作さくをもたらしてくれると信しんじていました。多おおくのイスラエル人じんは,そうした不ふ道どう徳とくな儀ぎ式しきに魅み力りょくを感かんじ,偽いつわりの神かみ々がみに仕つかえるようになりました。サタンに捕とらわれてしまったのです。

9. サタンが使つかった3番ばん目めの策さく略りゃくはどんなものでしたか。ホセア 2章しょう16,17節せつによると,イスラエル人じんはどんな状じょう況きょうにありましたか。

9 サタンがイスラエル人じんに対たいして使つかった3番ばん目めの策さく略りゃくは,エホバがどんな方かたかを曖あい昧まいにすることでした。預よ言げん者しゃエレミヤの時じ代だい,偽いつわりの預よ言げん者しゃたちは「バアルによって」エホバの名なを忘わすれさせようとしました。(エレ 23:27)イスラエル人じんはエホバの名なを使つかうのをやめ,「所しょ有ゆう者しゃ」とか「主しゅ人じん」を意い味みするバアルという名なを使つかうようになったと思おもわれます。そのため,エホバとバアルの違ちがいが曖あい昧まいになり,エホバへの崇すう拝はいにバアル崇すう拝はいの儀ぎ式しきを取とり入いれてしまいました。(ホセア 2:16,17と16節せつの2番ばん目めの脚きゃく注ちゅうを読よむ。)

サタンが今いま,使つかっている策さく略りゃく

10. サタンは今いま,どんな策さく略りゃくを使つかっていますか。

10 サタンは今いまも同おなじ策さく略りゃくを使つかっています。人ひと々びとの自し然ぜんな願ねがいに付つけ込こみ,性せい的てき不ふ道どう徳とくを広ひろめ,エホバがどんな方かたかを曖あい昧まいにしています。では,最さい初しょに3番ばん目めの策さく略りゃくを取とり上あげましょう。

11. サタンは,エホバがどんな方かたかを曖あい昧まいにするために,どんな方ほう法ほうを使つかってきましたか。

11 サタンは,エホバがどんな方かたかを曖あい昧まいにしている。イエスの使し徒とたちの死し後ご,クリスチャンを自じ称しょうする一いち部ぶの人ひとたちが偽いつわりの教おしえを広ひろめ始はじめました。(使し徒と 20:29,30。テサ二に 2:3)そうした背はい教きょう者しゃたちは,唯ゆい一いつの真しんの神かみがどんな方かたかを曖あい昧まいにしようとしました。例たとえば,聖せい書しょの中なかで神かみの名なを使つかうのをやめ,代かわりに「主しゅ」などの表ひょう現げんを使つかうようになりました。神かみの固こ有ゆうの名なを除のぞき去さり,「主しゅ」に置おき換かえたため,エホバ神かみと他たの「主しゅ」との違ちがいが分わかりにくくなりました。(コリ一いち 8:5)エホバにもイエスにも同おなじ「主しゅ」という言こと葉ばが使つかわれたため,エホバと子こであるイエスが立たち場ばの異ことなる別べっ個この存そん在ざいであることも分わかりにくくなりました。(ヨハ 17:3)こうした混こん乱らんは,聖せい書しょが教おしえていない三さん位み一いっ体たいの教きょう理りの進しん展てんにつながりました。その結けっ果か,多おおくの人ひとは神かみが謎なぞめいた方かただと感かんじ,神かみを知しることはできないと考かんがえるようになりました。本ほん当とうにひどいうそです。(使し徒と 17:27)

同性愛を容認する,教会の宣伝。

サタンは人ひと々びとの不ふ道どう徳とくな欲よく望ぼうに付つけ込こむため,どのように偽いつわりの宗しゅう教きょうを利り用ようしてきましたか。(12節せつを参さん照しょう。)c

12. 偽いつわりの宗しゅう教きょうはどんな行おこないを助じょ長ちょうし,どんな結けっ果かをもたらしてきましたか。ローマ 1章しょう28-31節せつにはどんなことが述のべられていますか。

12 サタンは不ふ道どう徳とくな欲よく望ぼうに付つけ込こむ。サタンは,古こ代だいイスラエルの時じ代だいに偽いつわりの宗しゅう教きょうを使つかって不ふ道どう徳とくを広ひろめました。今いまもそうしています。偽いつわりの宗しゅう教きょうは不ふ道どう徳とくな行おこないを容よう認にんし,助じょ長ちょうさえしています。その結けっ果か多おおくの人ひとが,神かみに仕つかえると言いいながら,道どう徳とくに関かんする神かみの明めい確かくな規き準じゅんを捨すて去さってしまいました。使し徒とパウロはそのことについて,ローマ人じんへの手て紙がみに記しるしています。(ローマ 1:28-31を読よむ。)「不ふ適てき当とうな事こと柄がら」には,同どう性せい愛あいをはじめとするあらゆる種しゅ類るいの性せい的てき不ふ道どう徳とくが含ふくまれます。(ロマ 1:24-27,32。啓けい 2:20)聖せい書しょの明めい確かくな教おしえにしっかり従したがうことは本ほん当とうに大たい切せつです。

13. サタンはほかにどんな策さく略りゃくを使つかっていますか。

13 サタンは自し然ぜんな願ねがいに付つけ込こむ。生せい計けいを立たて家か族ぞくを養やしなうのに役やく立だつ技ぎ術じゅつを身みに着つけたいというのは,だれもが抱いだく自し然ぜんな願ねがいです。(テモ一いち 5:8)そうした技ぎ術じゅつは,学がっ校こうで一いっ生しょう懸けん命めいに勉べん強きょうすることによって身みに着つきます。でも注ちゅう意いが必ひつ要ようです。多おおくの国くにの学がっ校こうでは,役やく立だつ技ぎ術じゅつだけではなく,人にん間げんの哲てつ学がくも教おしえられています。神かみはいないとか,聖せい書しょなど役やくに立たたないという考かんがえを植うえ込こまれます。生せい命めいの起き源げんをきちんと説せつ明めいしているのは進しん化か論ろんだけだと教おしえられます。(ロマ 1:21-23)そのような教おしえは「神かみの知ち恵え」に反はんしています。(コリ一いち 1:19-21; 3:18-20)

14. 哲てつ学がくはどんなものを生うみ出だしますか。

14 哲てつ学がくは,エホバの義ぎの規き準じゅんを無む視しし,否ひ定ていします。神かみの聖せい霊れいの実みではなく,「肉にくの業わざ」を生うみ出だします。(ガラ 5:19-23)誇ほこりや高こう慢まんさを助じょ長ちょうします。その結けっ果か,人ひと々びとは「自じ分ぶんを愛あいする者もの」になっています。(テモ二に 3:2-4)神かみに仕つかえる人ひとが持もつべき柔にゅう和わさや謙けん遜そんさとは正せい反はん対たいの性せい格かくです。(サム二に 22:28)クリスチャンの中なかにも大だい学がく教きょう育いくを受うけ,神かみの考かんがえ方かたではなく人にん間げんの考かんがえ方かたを持もつようになってしまった人ひとたちがいます。それがどんな結けっ果かにつながるか,1つの例れいから考かんがえましょう。

大学の授業を受けている若い姉妹が,教授の考えに感銘を受けている。その姉妹は集会に出席しているが,聖書の教えに対する関心を失い,批判的な見方をしている。

哲てつ学がくは,わたしたちの考かんがえ方かたをどのようにゆがめることがありますか。(14-16節せつを参さん照しょう。)d

15-16. ある姉し妹まいの経けい験けんから,どんなことを学まなべますか。

15 15年ねん以い上じょう全ぜん時じ間かん奉ほう仕しをしてきた姉し妹まいはこう述のべています。「バプテスマを受うけていましたし,大だい学がく教きょう育いくの危き険けんについて読よんだり聞きいたりしていましたが,そのような警けい告こくを受うけ流ながしていました。自じ分ぶんには当あてはまらない,と思おもっていたのです」。どんな結けっ果かになったでしょうか。姉し妹まいはこう言いいます。「大だい学がくでの勉べん強きょうに時じ間かんとエネルギーを奪うばわれ,以い前ぜんのようにエホバにじっくり祈いのることができなくなりました。とても疲つかれてしまい,伝でん道どうに行いく気きになれず,集しゅう会かいの予よ習しゅうも十じゅう分ぶんにできませんでした。そのうちに,大だい学がくでの勉べん強きょうのせいでエホバとの関かん係けいが損そこなわれていることに気きづき,このままではいけないと思おもって,大だい学がくをやめました」。

16 姉し妹まいの考かんがえ方かたは大だい学がく教きょう育いくによってどんな影えい響きょうを受うけたでしょうか。こう述のべています。「今いま考かんがえると恥はずかしいのですが,大だい学がく教きょう育いくのせいで,他たの人ひと,特とくに兄きょう弟だい姉し妹まいを批ひ判はん的てきな目めで見みるようになり,できていないことが気きになり始はじめました。兄きょう弟だい姉し妹まいと距きょ離りを置おくようにもなりました。考かんがえ方かたを正ただすのに,長ながい時じ間かんがかかりました。この経けい験けんを通とおして学まなんだのは,天てんの父ちちエホバが組そ織しきを通とおして与あたえてくださる警けい告こくを無む視しするのは非ひ常じょうに危き険けんだ,ということです。エホバはわたしのことを,わたし自じ身しんよりもよくご存ぞんじです。エホバに従したがっていればよかった,と後こう悔かいしています」。

17. (ア)どんな決けつ意いを抱いだくべきですか。(イ)次つぎの記き事じでは,どんなことを学まなびますか。

17 サタンの世よの「哲てつ学がくやむなしい欺あざむきに」捕とらわれることが決けっしてないようにしましょう。サタンの策さく略りゃくに対たいする警けい戒かいを緩ゆるめてはなりません。(コリ一いち 3:18。コリ二に 2:11)エホバがどんな方かたかを見み失うしなわないようにし,エホバの高たかい道どう徳とく規き準じゅんに従したがって生せい活かつしてください。サタンに欺あざむかれてエホバの助じょ言げんを退しりぞける,ということがないようにしましょう。では,自じ分ぶんの考かんがえ方かたがすでに世よの考かんがえ方かたの影えい響きょうを受うけていることに気きづいたなら,どうすればよいでしょうか。次つぎの記き事じでは,「強きょう固こに守まもり固かため」られた考かんがえや行おこないを覆くつがえすうえで,聖せい書しょがどのように役やく立だつかを学まなびます。(コリ二に 10:4,5)

サタンはどのようにして,次つぎのことを行おこなっていますか

  • エホバがどんな方かたかを曖あい昧まいにする。

  • 人ひと々びとの不ふ道どう徳とくな欲よく望ぼうに付つけ込こむ。

  • 人ひと々びとの自し然ぜんな願ねがいに付つけ込こむ。

49番ばんの歌うた 日ひ々びエホバに喜よろこんでいただく

a サタンは実じつに巧たくみに人ひと々びとを欺あざむきます。多おおくの人ひとは自じ分ぶんが自じ由ゆうだと思おもい込こんでいますが,実じっ際さいにはサタンのえじきになっています。サタンに捕とらわれているのです。この記き事じでは,サタンが人ひと々びとを欺あざむくために使つかっている幾いくつかの方ほう法ほうを取とり上あげます。

b 写しゃ真しんや挿さし絵え: イスラエル人じんがカナン人じんと交こう友ゆうを持もち,バアル崇すう拝はいと不ふ道どう徳とくを行おこなうよう誘さそわれている。

c 写しゃ真しんや挿さし絵え: 同どう性せい愛あいを容よう認にんする,教きょう会かいの宣せん伝でん。

d 写しゃ真しんや挿さし絵え: 大だい学がくに進しん学がくした姉し妹まい。姉し妹まいやクラスメートは,科か学がくとテクノロジーは人じん類るいの問もん題だいすべてを解かい決けつできる,という教きょう授じゅの考かんがえに引ひき込こまれている。後のちに姉し妹まいは集しゅう会かいに出しゅっ席せきするが,聖せい書しょの教おしえに対たいする関かん心しんを失うしない,批ひ判はん的てきな見み方かたをしている。

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